ジャマイカ大使 送別夕食会


12月1日、JAPOLACは、ジャマイカの駐日大使であるショーナ=ケイ・リチャーズ閣下のご功績を称え、同大使のご友情ならびに、当協会の活動への揺るぎないご支援に感謝の意を表するため、送別会を開催しました。

リチャーズ大使は在任中、ジャマイカの豊かな文化遺産を紹介するイベント「Rhythms of the Caribbean:カリブのリズム」を含む、JAPOLACのさまざまな取り組みに積極的にご支援いただきました。

また、リチャーズ大使のご指導のもと、JAPOLACはジャマイカ工科大学(University of Technology of Jamaica)と千葉大学との間で、2回のショート・オンライン・プログラムを実施しました。これらのプログラムでは、ジャマイカの歴史、文化、エネルギー分野、環境課題、現代社会の諸問題について、日本人学生に向けた学術的なカリキュラムが提供されただけではなく、ジャマイカの学生との双方向的な文化交流セッションも行われました。

夕食会においては、JAPOLAC代表理事であるリッテル・ディアス博士より、協会の諸活動および取り組みに対するリチャーズ大使の変わらぬご支援に対し、深い謝意が表明されました。

当日はJAPOLACの理事も出席し、日本とジャマイカの関係強化に多大な貢献をされたリチャーズ大使の功績を称えました。

本送別会は、JAPOLACが、協会の活動支援ならびに日本における中南米・カリブ地域の認知向上に尽力されたリチャーズ大使に対し、心からの感謝を表す機会となりました。

東久邇宮国際文化褒賞授賞式に出席


12月8日、一般社団法人日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)の代表理事リッテル・ディアス博士は、国際親善、文化交流および国際協力への顕著な貢献を称える格式ある東久邇宮国際文化褒賞授賞式に、特別来賓として出席しました。

本式典において、駐日サンマリノ共和国特命全権大使 マンリオ・カデロ閣下は、日本とサンマリノ共和国との二国間関係の強化に対する多大な貢献、ならびに相互理解と国際対話の促進に尽力されてきた功績が高く評価され、表彰を受けられました。

式典には、駐日パナマ共和国特命全権大使 ウォルター・コーエン閣下、および駐日ドミニカ共和国特命全権大使 エドワルド・ペレス閣下も特別来賓として列席され、カデロ大使の外交的功績と、日本および国際社会との友好関係の発展に果たしてきた役割を称える祝辞を述べられました。

式典の中でディアス博士は、表彰式を主宰された一般財団法人 東久邇宮国際文化褒賞記念会の代表理事長 明川文保氏に対し、丁重なご招待への感謝の意を表するとともに、今回の栄えある受章に対し、カデロ大使へ心より祝意を伝えました。

さらに、ディアス博士は、JAPOLACと東久邇宮国際文化褒賞記念会が共有する理念について言及し、両団体が文化的理解と対話を通じて、日本、ラテンアメリカ、そして国際社会全体における国際協力の推進という共通の目標を掲げて活動していることを強調しました。

東久邇宮国際文化褒賞授賞式は、国際的な絆を一層強化するとともに、外交と文化が国家間に持続的な架け橋を築く上で果たす重要な役割を示す貴重な場となっています。

エクアドル共和国大使館 主催 農業分野における人工知能に関する講演会


11月6日、一般社団法人日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)代表理事 リッテル・ディアス博士は、在日エクアドル共和国大使館の主催により大使公邸で開催された講演会「農業生産システムにおける人工知能:学術から産業へ」に出席しました。

本講演会には、外交関係者、学識者、企業幹部、研究者、専門家などが一堂に会し、エクアドルの現代農業における人工知能(AI)および精密農業技術の役割拡大について理解を深める貴重な機会となりました。

講演は、ラルビア社 CEO 兼社長であり、マチャラ工科大学(UTMACH)研究開発ディレクターを務める イバン・エドゥアルド・ラミレス・モラレス博士によって行われました。ラミレス・モラレス博士は、AIを基盤としたモデルや高度なデータ解析が農業生産プロセスにおいてどのように実践的に活用されているかについて具体的な事例を挙げ、学術研究と産業応用の連携を紹介されました。

モラレス博士は、農業研究、技術革新、ならびに国際的な科学協力への顕著な貢献が評価され、日本国際農林水産業研究センター(JIRCAS)より JIRCAS賞を授与されました。本表彰は、農業科学、技術移転、持続可能な開発の分野において、日本と中南米との協力関係を一層強化する重要性を示すものです。

ディアス博士は、講演会へのご招待に対し在日エクアドル共和国大使館に深い謝意を表するとともに、モラレス博士に対し、示唆に富んだ素晴らしい講演内容ならびに JIRCAS による国際的評価を受けたことに心より祝意を表しました。

エクアドル美術展


一般社団法人日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)代表理事のリッテル・ディアス博士は、著名なエクアドル人芸術家ホセ・バスティダス氏の作品を紹介する美術展「エル・ススーロ・デル・コリブリ ― エクアドル、日本に花開く」The Whisper of the Hummingbird: Ecuador Blossoms in Japan)の開会式に出席しました。本展は、在日エクアドル共和国大使館の主催により、港区および在日エクアドル人協会の協力のもと開催されました。

本展は2025年10月6日から12日まで、東京都港区の高輪コミュニティセンター内ギャラリーにて開催されました。鮮やかな色彩と躍動感あふれる構図を特徴とし、ハチドリを主要なモチーフとして構成されたオリジナル絵画作品が展示されました。ラテンアメリカ文化において、ハチドリは生命、エネルギー、調和、そして精神的なつながりを象徴しており、本展では、エクアドルの文化的アイデンティティと日本の自然に対する繊細な感性を結ぶ詩的な架け橋として表現されています。

開会式ではセサル・モンターニョ駐日エクアドル共和国特命全権大使が、芸術は国家間の対話と友情を育む普遍的な言語であると強調されました。本展は、日本の来場者に対し、現代美術を通じてエクアドルの豊かな文化遺産に触れる貴重な機会を提供しました。

ディアス博士は、在日エクアドル共和国大使館のご招待に対し深い謝意を表するとともに、文化交流の発展に大きく貢献する本展覧会の成功に祝意を表しました。また、日本とエクアドル共和国の絆を一層強化するうえで、文化的交流の重要性を改めて強調しました。

JAPOLACは今後も、芸術を友情、相互理解、そして国際協力を促進する重要な手段として位置づけ、日本におけるラテンアメリカおよびカリブ地域の文化的多様性と創造性の普及に積極的に取り組んでまいります。

在日エルサルバドル共和国大使館にて 美術展「キズナ・トロピカル」を開催


一般社団法人日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)の代表理事であるリッテル・ディアス博士は、2025年10月4日、在日エルサルバドル共和国大使館において開催された、エルサルバドル人アーティストのマレ・クエジャール氏による美術展 「キズナ・トロピカル」 の内覧会に出席しました。

本展「キズナ・トロピカル」は、エルサルバドル共和国と日本の外交関係樹立90周年を記念して開催されたものです。展示作品は、エルサルバドル文化の温かみや鮮やかな色彩、そして日本文化の象徴的な要素が織りなす、情緒豊かな結びつきを美しく表現しています。作家は両国の長年にわたる友好関係に敬意を表し、相互尊重と文化的親和性の懸け橋として、作品を通じて、視覚的な対話を創り出しました。

この機会に、ディアス博士は本展へのご招待に対する感謝の意を表するとともに、日・エルサルバドル間の文化交流および相互理解の促進に大きく貢献する本展の成功を称え、アーティストに祝意を述べました。

JAPOLACは今後も、芸術を友情、相互理解、そして国際協力を促進する強力な媒体として位置づけ、日本におけるラテンアメリカおよびカリブ地域の文化的多様性と創造性の普及に積極的に取り組んでまいります。