エクアドル共和国 ダニエル・ノボア・アシン大統領の 日本公式訪問


エクアドル共和国大統領ダニエル・ノボア・アシン閣下は、2025年8月26日より日本を公式訪問されました。本訪問は、100年以上にわたる両国の外交関係を基盤とし、エクアドルと日本の強固かつ発展を続けるパートナーシップを改めて確認する機会となりました。

エクアドルと日本の友好交流会

公式行事の一環として、ノボア大統領閣下は「エクアドルと日本の友好交流会」(Encuentro Fraterno entre el Ecuador y Japón)を主宰されました。本交流会には、日本在住のエクアドル国民に加え、両国の協力促進に尽力する日本の有識者が参加しました。

同会においてノボア大統領閣下は、日本国内におけるエクアドルの発信や普及に顕著な貢献を果たしたエクアドル人および日本人に特別表彰を授与され、その中には在日エクアドル人協会会長でありJAPOLAC理事でもあるフレディ・アルミホス氏も含まれていました。

貿易促進・投資セミナー

ノボア大統領閣下はまた、経済産業大臣である武藤容治氏を来賓としてお迎えし、「エクアドル投資・貿易促進セミナー」を主催されました。同セミナーには、企業関係者、経済機関、外交団関係者が出席しました。

ノボア大統領閣下は、二国間の経済交流を一層活性化し拡大していく強い意欲を示し、日本企業に対し、エクアドルが提供する新たなビジネス及び投資機会を積極的に活用するよう呼びかけられました。

日本・エクアドル首脳会談

今回の公式訪問の中核として、ノボア大統領閣下は日本国総理大臣と二国間首脳会談を行われました。両首脳は、安全対策、防災、再生可能エネルギー、貿易円滑化、技術協力など幅広い分野における協力について意見交換を行いました。また、両国の投資・貿易促進機関により、経済関係を強化するための協力覚書が締結されました。本訪問の成果は、相互利益、共有する価値観、そして経済的補完性に基づき、日・エクアドル関係のさらなる深化に向けた重要な一歩となりました。

JAPOLAC代表理事であるリッテル・ディアス博士は、友好交流会及び投資・貿易促進セミナーの両行事に出席し、当協会が中南米・カリブ諸国の大使館と連携し、日本における同地域の存在感向上と協力促進に向けた取り組みを継続していることを強調しました。

 

コスタリカと日本 外交関係樹立90周年記念 友好コンサート


2025年8月、駐日コスタリカ共和国大使館は、一般財団法人民主音楽協会との共催により、コスタリカ共和国と日本国の外交関係樹立90周年を記念して、都内の民音文化センターにて友好コンサートを開催しました。

このコンサートでは、コスタリカのクラシックギタリスト アレハンドロ・ゴメス・オバレス氏と、日本のフルート奏者 日野真奈美氏による素晴らしい演奏が披露され、両国の文化的調和と永続的な友情を美しく表現するプログラムが観客を魅了しました。

当日は、駐日コスタリカ共和国特命全権大使 スッシ・ヒメネス・ヌニェス閣下、民主音楽協会 代表理事 山口浩二氏、外交団のメンバーを含む、約190名のゲストが来場されました。ヒメネス大使は挨拶の中で、音楽と文化交流が両国間の絆を深め、相互理解を促進するうえで果たす重要な役割を強調されました。

一般社団法人日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)代表理事 リッテル・ディアス博士も本コンサートを鑑賞し、ヒメネス大使に外交関係樹立90周年の祝意を表するとともに、JAPOLACが今後も駐日コスタリカ共和国大使館の文化的・外交的活動を支援していく意思を改めて表明しました。

「アンデス文化 ― 花と森の山々」 絵画展


在日エクアドル共和国大使館のご招待により、JAPOLAC(一般社団法人日本ラテンアメリカカリブ振興協会)代表理事のリッテル・ディアス博士は、エクアドル人画家ルイス・ミリンガリ氏による絵画展 「アンデス文化 ― 花と森の山々」 の開幕式に出席しました。

本展覧会は、在日エクアドル共和国大使館および在日エクアドル人協会(以下、SEKIDO)、東京都立中央図書館が共催したものであり、エクアドルのアンデス地方の自然的・文化的豊かさを表現した絵画作品が展示されました。花、森、山々、農村の伝統、そして高原地帯(パラモ)の生活が色鮮やかに描かれているミリンガリ氏の作品は、来場者に対し、自然への敬意、環境保全、そしてアンデス文化の遺産などについて思索を促しています。

開幕式において、JAPOLAC理事であり、SEKIDO会長のフレディ・アルミホス氏は、ミリンガリ氏の作品を高く評価し、この展覧会がエクアドルと日本をつなぐ文化的な架け橋となることを強調しました。

また、ディアス博士は、エクアドル大使館からのご招待に深く感謝の意を表し、芸術を相互理解の手段とし、両国の制度的・経済的協力を補完する役割を担う文化的絆の重要性を強調しました。

JAPOLACは、日本とラテンアメリカの絆を深くするための文化活動を推進し、ラテンアメリカおよびカリブ地域の文化的表現と多様性の普及に貢献していくことを改めて表明いたします。

 

大阪・関西万博「キューバ ナショナルデー」に出席


在日キューバ共和国大使館のご招待により、一般社団法人日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)代表理事 リッテル・ディアス博士は、大阪・関西万博の「キューバ ナショナルデー」に出席しました。

ディアス博士は、2025年7月25日に万博会場内のナショナルデー・ホール「レイ・ガーデン」で行われた公式式典に出席しました。式典は、キューバ副首相 エドゥアルド・マルティネス・ディアス氏と、経済産業大臣政務官兼内閣府大臣政務官 加藤明良氏が共同で主宰し、日本政府を代表して加藤政務官が挨拶されました。

キューバ・パビリオンはキューバ商工会議所が運営し、ヒセラ・ガルシア大使がコミッショナー・ジェネラル(政府代表)を務めています。万博サブテーマ「いのちを救う」のもと、保健、科学・イノベーション、文化、連帯におけるキューバの貢献を紹介しつつ、日本およびアジア太平洋地域とのビジネス・投資機会をパビリオンにて発信しています。前日には、キューバ側主催によるビジネス・パネルが行われ、投資や連携の可能性についてディスカッションが行われました。

大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、各国・企業・市民が協働して暮らしをより良くする実践的な解決策を共創することを呼びかけています。サブテーマは「いのちを救う」「いのちに力を与える」「いのちをつなぐ」の三つで、万博は「人々の暮らしの実験場」として、医療・高齢化、クリーンエネルギー、デジタル基盤、防災などの分野で実証と社会実装を目指します。

また、JAPOLACは昨年、くら寿司(日本を代表する寿司チェーンの一つ)と連携し、中南米・カリブ諸国の在日各大使館で一連の試食イベントを成功裏に終えました。この取り組みにより、くら寿司の万博パビリオンでは、キューバの家庭料理「ロパ・ビエハ(牛肉の細切り煮込み)」を含む多彩で魅力的な中南米・カリブ地域の味が紹介されています。

ディアス代表理事は、ヒセラ・ガルシア大使のご厚意に深く感謝の意を表するとともに、日本におけるキューバ文化の発信・促進に引き続き取り組むJAPOLACの熱意を改めて表明しました。

ペルー大統領訪日 投資セミナーおよびレセプションに出席


一般社団法人日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)の代表理事 リッテル・ディアス博士は、「日・ペルー投資デー」セミナーおよび、ペルー共和国大統領 ディナ・ボルアルテ閣下の訪日に際して開催された公式レセプションに出席しました。

本セミナーは、ペルー外務貿易観光省(MINCETUR)および、ペルー輸出観光促進庁(Promperú)が日本貿易振興機構(JETRO)と連携して主催したものであり、ペルーの安定したマクロ経済環境、インフラ、農業、観光、再生可能エネルギー分野における投資機会、ならびに日本の投資家に向けた透明性が高く、かつ安全なビジネス環境の整備に対するペルー政府の強い意欲が紹介されました。

訪日の一環として、ボルアルテ大統領は東京において石破茂内閣総理大臣と首脳会談を行い、150年以上にわたり育まれてきた日本とペルーの長きにわたる友好関係を改めて確認しました。今回の訪問では、観光分野における協力覚書の署名、防災支援に関する外交文書の交換、そして防衛、経済、貿易分野における協力の推進が含まれます。

ディアス博士は、ペルー共和国駐日大使 ロベルト・セミナリオ閣下からのご招待に深く感謝の意を表するとともに、ペルーと日本の卓越した関係を一層強化するため、在日ペルー大使館の諸活動を支援していくJAPOLACの強い決意を改めて表明しました。