オフィス移転のお知らせ


2021年9月30日、当協会は東京・中央区の築地市場の近くにオフィスを移転し、協会会員や役員が新オフィスのオープンに参加しました。

新オフィスには、デジタル時代に合わせて、国内外でオンライン会議を行うための設備が整っています。

リッテル・ディアス代表理事は、この新オフィスが日本とラテンアメリカ・カリブ諸国との出会いやコミュニケーションの場として重要な役割を果たしていくと述べ、会員や理事の支援に感謝の意を表しました。

 

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コスタリカに本部を置くアジア太平洋・ラテンアメリカ貿易投資促進センター (AP-LACセンター)でプレゼンテーションを実施


2021年10月1日、コスタリカに本部を置くアジア太平洋・ラテンアメリカ貿易投資促進センター(AP-LACセンター)と駐日コスタリカ共和国大使館が主催するオンラインセミナー「日本におけるラテンアメリカ企業のビジネスチャンス」の中で、JAPOLAC代表理事のリッテル・ディアス博士が当協会の目的と活動についてプレゼンテーションを行いました。

ディアス博士はJAPOLACが、ビジネスチャンスの構築、教育、健康、農業、環境、人工知能など、人類の発展の鍵となる6つの分野において、日本とラテンアメリカ・カリブ地域の双方向のコミュニケーション・プラットフォームを目指していることを説明しました。

またディアス博士は、両地域における中小企業は各々の国の経済を支える非常に重要な役割を担っているが、その成長と発展のためにはより大きな支援が必要であることから、JAPOLACは中小企業を優先して支援を行っていくと表明しました。

AP-LACセンターCEOのアンドレス・ガンボア氏は、アジア諸国が高い経済成長と技術革新を遂げていることから、ラテンアメリカはこれまでのヨーロッパ・アメリカ的な視点を超えて、アジア地域に注目すべき時期に来ていると述べました。

 

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千葉大学、パナマ工科大学 短期オンラインプログラム閉講式


2021年9月28日、千葉大学とパナマ工科大学との間で行われた『第1回短期オンラインプログラム』の閉講式が行われました。

この短期オンラインプログラムは、一般社団法人日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)の「大学国際化プログラム」の一環で、日本の大学生にラテンアメリカ・カリブ諸国(LAC)の実用的かつ特徴的な知識を紹介し、同地域への訪問や留学を促すことを目的としています。

今回の夏季短期オンラインプログラムは3週間にわたって行われ、「パナマとパナマ運河の歴史」「物流拠点としてのパナマ」「スペイン語基礎」「中米熱帯地域の森林工学」などのコースが開催されました。

オンラインプログラムでは、パナマに関する実用的な知識を学ぶだけでなく、「スペイン語基礎」の講座を除くすべてのコースが英語で行われ、参加した学生にとって国際的コミュニケーションスキルを実践する良い機会にもなりました。参加した日本人学生の一人は、「英語とスペイン語は似ていますが、スペイン語の音は日本語に近いと感じました」と感想を述べてくれました。

閉講式には、パナマ工科大学のヘクター・モンテマヨール学長、千葉大学の渡邉誠理事(教育・国際)、カルロス・ペレ駐日パナマ共和国特命全権大使、大脇崇駐パナマ日本国特命全権大使、パナマ外務省国際協力局のイッツァ・ブローチェ局長代理が出席されました。

当協会代表理事のリッテル・ディアス博士は、千葉大学とパナマ工科大学に対し、「大学国際化プログラム」への参加に感謝の意を表すとともに、この様な機会は日本と中南米諸国の学生同士の交流を促進し、互いの理解を深めるきっかけになると信じていると述べました。

JAPOLACは、日本と中南米諸国との間の実践的な教育交流を促進するとともに、大学と社会の連携を強め、変化する労働市場に学生が適応できるよう、そのサポートを行うことを目的としています。

米州農業協力機構(IICA)と千葉大学とのオンラインミーティング開催


一般社団法人日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)は、パナマに設立された『環境制御型農業研究センター』(CIPAC)と、ラテンアメリカ・カリブ地域の農業分野におけるブロックチェーンの導入について情報交換を行うため、米州農業協力機構(IICA)、千葉大学とオンラインミーティングを開催しました。

会議では、IICAパナマ代表のへラルド・エスクデロ氏が、ラテンアメリカ・カリブ地域におけるIICAの活動と、CIPACにおける同機構の役割について説明しました。

また、環境制御型農業開発財団の会長であり、Foodchain社のCEOでもあるダビッド・プロエンザ氏が、同地域の農業分野におけるブロックチェーン技術の導入についてプレゼンテーションを行いました。

千葉大学からは、環境・健康・フィールドサイエンスセンター長の高垣美智子教授と魯娜特任助教がこの会合に参加されました。

高垣教授は、千葉大学とパナマ大学およびパナマ工科大学との学術交流から生まれたCIPACについて、一連の活動に感謝の意を表しました。また、ラテンアメリカ・カリブ地域の農業分野におけるブロックチェーンの導入に関する情報提供にも謝意を述べられました。

JAPOLACからは、代表理事のリッテル・ディアス博士と、元エルサルバドル共和国大使で名誉会員のマルタ・ゼラヤンディア氏(同協会 国際交流プログラム担当)が参加しました。

JAPOLACは、環境制御型農業やブロックチェーンなど、ラテンアメリカ・カリブ地域の農業分野における新技術の導入・推進を協会活動の目的の一つとしており、同地域の農業従事者の労働条件を改善し、更なる食糧安全保障を確保することを目標としています。

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コロンビア共和国大使館と千葉大学のオンラインミーティング


一般社団法人日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)は、千葉大学とコロンビアの大学との学術交流を促進することを目的とし、駐日コロンビア共和国大使館と千葉大学とのオンラインミーティングを開催しました。

コロンビア共和国大使館からは、サンティアゴ・パルド駐日コロンビア共和国特命全権大使とマリア・クラウディア・ベレズ二等書記官が、千葉大学からは、渡邉誠理事(教育•国際)、高垣美智子教授、高尾喜代志国際統括役、十見智子国際企画課係長が参加されました。

千葉大学はプレゼンテーションを行い、パルド大使は日本とコロンビアの大学間の学術交流拡大を目的とした今回の初会合に感謝の意を述べられました。

JAPOLACからは、代表理事のリッテル・ディアス博士と、元駐日エルサルバドル共和国大使で名誉会員のマルタ・ゼラヤンディア氏(同協会 国際交流プログラム担当)が参加しました。

JAPOLACは、日本の大学とラテンアメリカ・カリブ諸国の大学との学術交流を促進し、また、同地域間での学術・研究ネットワークを構築することを重要な活動の一つとして掲げています。