パナマ工科大学と千葉大学との環境制御型農業(CEA)分野における学術協力の成果


パナマ工科大学(PTU)は今年6月、水耕栽培と人工光を使い、屋内で野菜を栽培する新しい農業技術、環境制御型農業(CEA)に関するパナマ初の研究所を開設しました。

2015年、PTUと千葉大学はこの新しい農業技術について、パナマの学生や研究者を訓練するための学術交流協定を締結しました。この研究所は、両大学の学術協力がもたらした大きな成果と言えます。

その後、パナマ国立科学技術事務局の支援により研究所が開設され、LEDライトがレタスの成長、発育、栄養の質へどのような影響を与えるかの実験が開始されました。

研究所の様子はこちら https://www.youtube.com/watch?v=8HSBwQwOhb4  (スペイン語)

CEAは屋内で食料を生産する方法で、これにより、気候変動によって生じる厳しい気象条件から作物を守り、食料安全保障を向上させるための代替手段を提供しています。

JAPOLACは千葉大学と密接に連携し、この新しい農業技術をラテンアメリカ・カリブ海地域全土の大学に紹介しています。

千葉大学、ジャマイカ工科大学とのオンラインミーティング


JAPOLACは、千葉大学とジャマイカ工科大学との間で予定されている、ジャマイカのエネルギー、生態系と気候変動に関するオンラインコースについて協議する為、同大学とオンラインミーティングを行いました。

JAPOLACは、日本とラテンアメリカ・カリブ海諸国の大学間の学術交流を促進し、同地域間の学術・研究ネットワークを構築することを目的の一つとして掲げています。

パナマ・フィルム・ウィークエンド – ラテンアメリカ映画 in Japan


日時:2022年7月22日(金)、23日(土)、24日(日)

場所:リーブラホール (田町駅から徒歩5分)

上映映画:

  1. 私はルベン・ブレイズではない (Abner Benaim);
  2. すべては変わりゆく(Arturo Montenegro);
  3. パナマと国連:世界への貢献75年の軌跡 (パナマ外務省);
  4. キムラ(Aldo Rey Valderrama)

 

パナマ大使館
www.embassyofpanamainjapan.org/jp/panama-film-weekend-2022

Instagram
www.instagram.com/embpanamajpn

 

 

フロリアン・パウケ財団へ寄付金の贈呈式


JAPOLAC代表理事のリッテル・ディアス博士より、フロリアン・パウケ財団の名誉会長ルイス・サルトル氏へ寄付金が手渡されました。フロリアン・パウケ財団は、アルゼンチン共和国サンタフェ州サン・ハビエル市に住む、経済的に困難な状況にあるモコビ族の子どもたちの音楽教育を支援しています。

この寄付金は、2022年5月14日に東京都墨田区のすみだ産業会館で当協会が開催した「ラテンアメリカ・カリブ海諸国 タパスパーティー」において、参加者、スポンサーの皆様より頂戴したものです。

当協会は今年から、ラテンアメリカとカリブ海の文化をさまざまな角度から紹介する文化イベントを開始しました。各イベントで集まった資金の一部は、教育や人材育成に取り組む福祉団体に寄付しています。

「ラテンアメリカ・カリブ海諸国 タパスパーティー」を開催


新型コロナウイルスの蔓延により、2年に及ぶ社会的制限も徐々に解除されてきたことを受け、2022年5月14日、すみだ産業会館で協会初の文化イベント「ラテンアメリカ・カリブ海諸国 タパスパーティー」を開催しました。

このイベントでは、チョリパン(アルゼンチン)、コイシーニャ(ブラジル)、キューバ冷製サラダ(キューバ)、ユカと魚のタマリート(コロンビア)、チキンのパステリート(ドミニカ共和国)、ケサディーヤ(メキシコ)、カリマニョーラ(パナマ)、カウサ(ペルー)、アレパス(ベネズエラ/コロンビア)、エンパナーダなど、中南米・カリブ海諸国のタパス(軽食)が紹介されました。

タパスとはスペイン語で、お酒と一緒に楽しむ軽食、またはメイン料理の前に出される前菜を意味します。タパスは、友人や家族、同僚など親しい間柄の人々と一緒に味わい、楽しみます。当協会はこのような交流の場を通し、日本や中南米・カリブ海諸国の人々のつながりがさらに深まるような機会を作っていきたいと考えています。

また、プロのダンス講師によるタンゴ、サルサ、メレンゲ、バチャータのダンスデモンストレーションや、基本ステップのレッスンも行われました。

会場には、植民地時代の歴史的・文化的に貴重な記録とされる、18世紀のアルゼンチンの動植物や先住民族の生活を描いたフロリアン・パウケの絵画30点を展示しました。

タパスパーティーには、山本亨墨田区長、井上ノエミ墨田区議会議員、コスタリカ、キューバ、ペルーの各国大使閣下、アルゼンチン、ホンジュラス、ドミニカ共和国、エクアドルの各大使館代表をはじめ、150名以上のゲストの皆様にご参加いただきました。

このイベントの収益金の一部は、フロリアン・パウケ財団に寄付され、サン・ハビエルに住むモコビ族の子供たちの音楽教育を継続的に支援するために使われます。

 

JAPOLACの挨拶、現地当局の挨拶、外交官との乾杯。

 

 

後援/協賛

 

参加者

 

タパス/軽食

 

ダンス

 

展示会