コスタリカの貿易促進機関であるPROCOMERの日本事業開発担当のブランカ・加藤氏のご招待により、JAPOLACの代表理事リッテル・ディアス博士がFOODEX JAPAN 2023を視察しました。
PROCOMERのブースでは加藤氏から、コスタリカの輸出品目(グルメコーヒー、冷凍パイナップル、ジュースなど)の説明を受けました。
続いて、ジャマイカ製造・輸出業協会、ボリビア輸出業協会の会長とも会談し、日本市場に関心を持つ中南米・カリブ海諸国の中小企業を支援するJAPOLACの貿易促進活動について説明を行いました。
また、コスタリカ、ジャマイカ、ボリビア、エクアドル、ペルー、ウルグアイの企業担当者と面会し、日本市場にマッチする中南米・カリブ海諸国の製品を特定、調査、選択、推薦するJAPOLACの役割について説明しました。
JAPOLACの目的の一つは、中小企業の振興を中心とした日本と中南米・カリブ海諸国との貿易を円滑化させることです。
FOODEXは、2023年3月7日から10日まで開催された日本最大の食品見本市です。
JAPOLAC代表理事のリッテル・ディアス博士は、ロバート・タカタ駐日ドミニカ共和国大使閣下とワーキングミーティングを行い、ドミニカ共和国の音楽、ダンス、食、観光を紹介する次回JAPOLACイベントの開催にあたり、ドミニカ共和国大使館に協力を要請しました。
タカタ大使は、2023年7月23日(日)に東京ポートシティ竹芝・東京都立産業貿易センター浜松町館で開催される「Rhythms of the Caribbean: The Magic of Dominican Republic カリブ海のリズム:ドミニカ共和国の魔法」と題するイベントを支援することを表明されました。
また、ディアス代表理事より、中南米・カリブ海地域の優秀な高校生を日本に招待する奨学金制度について説明がなされ、タカタ大使は同プログラムに興味を示されると同時に、ドミニカ共和国から同プログラムに参加する優秀な生徒を発掘するために、大使館として協力したいと述べられました。
JAPOLAC代表理事のリッテル・ディアス博士は、2023年2月4日に開催されたキューバ文化振興イベント「Rhythms of the Caribbean: The Charm of Cuba」の成功に際し、同イベントへのキューバ共和国大使館の支援に感謝し、ミゲル・A・ラミレス大使閣下を表敬訪問しました。
会談の中でラミレス大使は、キューバの経済的弱者の教育支援のためにJAPOLACが行った寄付について、ディアス博士に感謝の意を述べられました。JAPOLACの文化イベントにおける寄付金の一部は、イベント開催国の社会福祉活動に充てられています。
ディアス博士はまた、キューバの医療分野での先進性の高さを指摘し、日本とキューバの医療分野における学術・研究協力の可能性についてラミレス大使と意見交換を行いました。
JAPOLACは、日本とラテンアメリカ・カリブ海諸国(LAC)の大学間の学術交流も推進しており、同地域の在日大使館の協力を得て、日本の大学との学術交流に関心を持つ現地大学の発掘を行っています。