絢爛華麗なアルゼンチンタンゴ公演


2月15日、リッテル・ディアスJAPOLAC代表理事は、駐日アルゼンチン共和国大使館と一般財団法人民主音楽協会(以下、民音)にご招待いただき、文京シビックホールで開催されたアルゼンチンタンゴ公演を鑑賞しました。

この日、民音タンゴ・シリーズは「キンテート・デル・アンヘル」を上演し、魅惑的なタンゴの音楽とダンスを披露しました。

公演に先立ち、ディアス博士は、駐日パナマ大使時代に親交のあった民音の伊藤一人前代表理事と挨拶を交わしました。当時、駐日パナマ共和国大使館と民音とのコラボレーションで、2019年のパナマ・シティ建都500周年を記念し、パナマ人歌手パトリシア・ヴリエグによる音楽ツアーが日本全国で行われました。

さらにディアス博士は、ラテンアメリカ・カリブ海諸国の音楽文化のさらなる振興と発展のため、民音と協力していきたい旨を、民音の新代表理事である山口浩二氏に伝えました。

民音は、創価学会の故池田大作会長の提唱により1963年に設立された非営利・独立・無宗教の団体です。その使命は、音楽文化における国際交流を促進し、多様な人種や国籍の人々の相互理解、尊敬、平和を育むことを掲げています。

ジャマイカ・日本 外交関係樹立60周年記念祝賀会に出席


JAPOLAC代表理事のリッテル・ディアス博士は、ジャマイカと日本の外交関係樹立60周年記念式典に出席しました。

式典の中でディアス博士は、ショーナ=ケイ・リチャーズ駐日ジャマイカ特命全権大使に心からの祝辞を伝えました。祝賀会には、政府高官、外交団メンバー、民間企業の代表者、そして日本の社会・文化界の著名人が一堂に会しました。

また今回の式典は、ジャマイカのカミナ・ジョンソン・スミス外務・対外貿易大臣の公式訪問を記念するものでもありました。

この訪問中、ジョンソン・スミス大臣は日本の上川陽子外務大臣との交換公文に参加し、日本政府はこの分野の能力強化のため、ジャマイカ政府に漁業・海洋調査船を寄贈しました。

さらに、ジョンソン・スミス大臣は、日本との商業関係拡大を目指し、FOODEX2024にジャマイカ企業が初めて参加することを発表しました。ディアス博士はジョンソン・スミス大臣に挨拶し、昨年7月にジャマイカ製造業者・輸出業者協会が主催したFOODEX2024の啓発セミナーにおいて、ジャマイカの輸出業者にFOODEX2024と日本市場に関する情報の提供に当協会が協力したことを大臣に伝えました。

ジャマイカ工科大学と千葉大学とのオンラインプログラムの推進において、JAPOLACの名誉会員である駐日ジャマイカ大使館の多大なご支援に対し、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
 

 

駐日チリ共和国特命全権大使と会談


JAPOLAC代表理事のリッテル・ディアス博士は、リカルド・ロハス駐日チリ共和国特命全権大使と会談し、サンティアゴ大学高等研究所が千葉大学の学生むけに企画しているショート・オンライン・プログラム(SOP)について説明を行いました。

ロハス大使は、この革新的なプログラムの実施に感謝の意を表し、日本におけるチリの認知度向上につながると期待をよせられました。また、このような取り組みが両国の異文化理解と知識交流を促進する上で重要な役割を果たすと述べられました。

今年3月に開始予定の3週間にわたるSOPでは、千葉大学の学生24名に実践的な学習経験を提供します。プログラムは、チリの概要、銅・リチウム・ヨウ素の生産プロセス、ワイン業界の探求、サーモン産業の紹介、林業の調査など、様々なコースを設けています。

JAPOLACのSOPは、ラテンアメリカ・カリブ海諸国(LAC)に関する実践的な知識を日本の大学生に伝える貴重なパイプ役となっており、同地域への旅行や留学につなげることを目標に掲げています。

JAPOLACは、日本とラテンアメリカ・カリブ海諸国の大学との学術・研究交流を積極的に推進することを、協会の目的の一つとしています。

パナマ工科大学 千葉大学の学生を対象に第6回ショート・オンライン・プログラムを開講


日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)が行っている大学国際化プログラムの一環となる、パナマ工科大学と千葉大学との共同企画「第6回短期オンラインプログラム」が2月6日に開講しました。

開講式では、当協会代表理事のリッテル・ディアス博士が、持続可能な国際学術協力の一例であるバーチャル・アカデミック・プログラムの開催にご尽力くださった両大学に対し、謝辞を述べました。

今回の3週間にわたる短期オンラインプログラムは、日本から29名の学生さんが参加され、全て英語で行われます。パナマ運河、物流ハブとしての役割、中米の森林工学など、パナマの概要を学ぶことができるカリキュラムが組まれています。さらに、日本とパナマの大学生間の文化交流を促進するための専用コーナーも設けられています。

当協会は、このプログラムを通じて、日本とパナマの学生が英語による国際コミュニケーションに挑戦し、デジタル時代に世界と交流する為の自信を養えるようサポートします。

JAPOLACの短期オンラインプログラムは、ラテンアメリカ・カリブ海諸国(LAC)に関する実践的な知識を日本の大学生に提供することを目的としています。あわせて、中南米カリブ地域への旅行や留学を奨励することを目的としています。

「BID for the Americas」セミナーへの参加


JAPOLAC代表理事のリッテル・ディアス博士は、米州開発銀行(以下、IDB)のイラン・ゴールドファイン総裁来日に合わせて開催された「BID for the Americas」セミナーに参加しました。

このセミナーの主な目的は、ラテンアメリカ・カリブ海諸国(LAC)においてIDBが提供している入札や投資について、日本企業に紹介することでした。

イベント中、ディアス博士はIDBアジア事務所の田中英治代表と会談を行いました。ディアス博士は、JAPOLACがIDBアジア事務所と協力し、中南米カリブ地域における日本企業の存在感を高めていきたい旨を伝えました。

ディアス博士と田中代表は、ディアス博士が駐日パナマ大使、田中代表が外務省協力局長だった2015年に協働し、パナマ地下鉄3号線への融資と建設を実現するための協力覚書の交渉に尽力しました。3号線は、パナマシティのダウンタウンとパナマ西部地域を結ぶ全長24.5キロの日本製モノレールです。現在建設中で、2026年末の運行開始を予定しています。

この3号線プロジェクトは日本とパナマとの画期的な協力モデルであり、ラテンアメリカ・カリブ海地域全体の将来の交通インフラプロジェクトの模範となっていくでしょう。