ボリビア多民族国建国記念日 および ボリビア日本人移住125周年記念式典


JAPOLAC代表理事のリッテル・ディアス博士は、ボリビア多民族国独立199周年および日本移民125周年記念レセプションに出席しました。

レセプションは、柘植芳文外務副大臣と駐日ボリビア多民族国大使館のナターリア・サラサール・バルデラマ臨時代理大使の歓迎と開会の挨拶で始まり、ボリビアと日本の間で歴史的、文化的に結ばれている両国間の深い絆を強調しました。

イベントの中で、ディアス博士はサラサール・バルデラマ臨時代理大使に心からの挨拶と祝辞を伝え、在日ボリビア大使館による広報活動をJAPOLACが支援する強い決意を改めて表明しました。

レセプションでは、松井章氏の写真展「Discover Bolivia」やボリビアの伝統舞踊が披露され、会場は大いに盛り上がりました。この記念式典には、外交団、地方自治体、日系コミュニティなど、多くの著名人が出席されました。

JAPOLACの目的のひとつは、ラテンアメリカ・カリブ海諸国(LAC)の在日大使館の活動を支援し、日本におけるLAC諸国の認知度を高めることにあります。

 

宇都宮大学主催『国際キャリアセミナー(ICS)2024』事前説明会


JAPOLAC代表理事のリッテル・ディアス博士は、宇都宮大学主催の国際キャリアセミナー(ICS)の分科会講師として、参加者を対象としたオンライン事前説明会に参加しました。

ICSの主な目的は、「グローバル化時代の地域とキャリア」を共通のテーマに、「地域からのグローバル化(Globalization)」、「地域のグローバル化(Glocalization)」の2つの柱を立て、国際的なキャリアを追求するためのグローバルな視点を学生に提供することです。これらのコンセプトは、地域社会においてグローバルな問題の重要性が高まっていることを表しています。

ICSは英語で行われる3日間のセミナーで、国際ビジネス、国際協力、多文化社会と日本、異文化理解・コミュニケーションなどのテーマを扱います。英語を主な指導媒体とすることで、学生は外国人教授、講師、参加者たちとディスカッションを行い、国際的なコミュニケーションに触れるまたとない機会となるでしょう。

本セミナーでは、宇都宮大学の教授陣のほか、高等教育や国際協力、国際ビジネスなど、グローバルな分野で豊富な経験を持つゲスト講師陣による講義が行われます。

今年のICSには宇都宮大学のほか、マレーシアのサラワク大学、スリランカのペラデニヤ大学、カンボジアの王立プノンペン大学、タイのタマサート大学の学生も参加します。

JAPOLAC代表理事による、商業外交の観点から見る国際ビジネスについての講義は、今年で3年目となりました。

千葉大学医学部とパナマ大学医学部 学術交流促進を目指しオンラインミーティングを開催


JAPOLACはこのほど、千葉大学とパナマ大学の両大学医学部間の学術交流を促進することを目的としたオンラインミーティングを開催しました。

ミーティングでは、両大学の教授が免疫学の学術プログラムを紹介し、教員、研究者、学生の交流の機会について話し合いが行われました。

千葉大学の代表者からは、カリフォルニア大学サンディエゴ校の粘膜免疫・アレルギー・ワクチン開発センターとのパートナーシップについて説明があり、免疫学部門のさらなる強化のため、国立感染症研究所から専門家が加わったことも発表されました。

当協会リッテル・ディアス代表理事(会議進行役)は、米国疾病予防管理センター(CDC)が最近、中米とカリブ海地域全体の健康安全保障を管理することを目的として、パナマに地域事務所を設立したと述べました。そして、今こそ両医科大学間の学術協力の絶好のタイミングであると強調しました。

JAPOLACは、日本とラテンアメリカ・カリブ海諸国の大学間の学術交流を促進し、強固な学術・研究ネットワークを構築することを目的としています。今回のミーティングは、その目標達成に向けた新たな一歩となるでしょう。

日本コスタリカ友好の調べ「Hashi Duo」レクチャーコンサート


JAPOLAC代表理事リッテル・ディアス博士は、日本人ピアニスト髙松萌恵氏とコスタリカ人ギタリスト、アドリアン・モンテロ氏のデュオ「Hashi Duo」による日本・コスタリカ友好コンサートを鑑賞しました。このコンサートは、駐日コスタリカ共和国大使館と一般財団法人民主音楽協会の共催で行われました。

アレクサンダー・サラス駐日コスタリカ共和国特命全権大使と山口浩二会長の挨拶で幕を開けたこのコンサートは、外交団、各界の著名人、市民の皆様も鑑賞され、日本とコスタリカの音楽の、素晴らしい融合を楽しみました。

サラス大使は、「Hashi Duoは、コスタリカと日本の長年にわって築かれてきた関係に見られる兄弟愛や連帯の絆を、より一層深める為に尽力され、人同士の真の架け橋と言える。」と述べられました。

「Hashi」は日本語で「架け橋」を意味し、その名の通り、才能ある2人のアーティストが音楽を通して架け橋となり、日本とラテンアメリカの文化の違いや共通点を探求しながら、両地域を繋げる役割を果たされています。また、Hashi Duoは、2人に同伴していたプエルトリコの作曲家エルメリンド・ルイス氏の楽曲も披露しました。

パナマ国立科学技術イノベーション事務局との会談


JAPOLAC代表理事のリッテル・ディアス博士は、パナマ国立科学技術イノベーション事務局(SENACYT)のエドゥアルド・オルテガ=バリア博士とオンライン会談を行い、パナマにおける半導体産業の発展に関するSENACYTの取り組みについて話し合いが行われました。

オルテガ=バリア博士は、2022年CHIPS法によって創設された国際技術安全保障イノベーション基金(ITSI基金)の下、2023年に米国政府が、世界の半導体エコシステムの成長と多様化の機会を探るパートナーシップにパナマを組み入れたことを強調しました。このパートナーシップは、より強靭で安全かつ持続可能なグローバル半導体バリューチェーンを構築することを目的としており、米国とパナマ間で大きな成長が見込まれることを示しています。

これを受けて、パナマ政府は、マイクロエレクトロニクスと半導体活動における開発と促進のための国家戦略を発表しました。この戦略は、特にパナマがラテンアメリカ・カリブ海地域における戦略的物流拠点であることを考慮し、世界のマイクロエレクトロニクスと半導体のバリューチェーンにパナマを組み込むことを目的としています。また、人材育成や半導体製造に関連する研究開発の促進も求められていると言えます。

ディアス博士はオルテガ=バリア博士に対し、JAPOLACの活動は様々な分野における日本の大学、研究所、政府機関、企業との連携・協力の促進に重点を置いていることを説明し、昨年、パナマ工科大学の学生、教授、研究者を対象に、千葉大学工学部の教授による半導体に関する講義をコーディネートしたことを伝えました。

また、ディアス博士は、SENACYTと日本の学界、政府、民間セクターとの連携を促進し、パナマを世界の半導体サプライチェーンに位置づけるというJAPOLACの強いコミットメントを表明しました。