キューバ ビジネス・投資セミナー


国連工業開発機関(UNIDO-ITPO)、駐日キューバ共和国大使館、キューバ対外貿易投資省(MINCEX)が主催する「キューバ ビジネス・投資セミナー」に、JAPOLACのリッテル・ディアス代表理事が出席しました。

セミナーは東京の国連大学本部で開催され、日本企業の代表者、学者、ジャーナリスト、その他多くのゲストが参加されました。

セミナーの冒頭、足立文緒UNIDO-ITPO東京事務所長と駐日キューバ共和国ヒセラ・ガルシア特命全権大使が歓迎の辞を述べられました。

メインプレゼンテーションは、MINCEXのリズベット・ディアス外資ビジネス・ディレクターが行い、キューバの重点分野への外資投資プロジェクトや輸出製品について詳しく説明がなされました。ディアス博士は、開発途上国のビジネスと技術移転を促進することを目的としたUNIDO-ITPOプログラムのゲストとして参加しました。

このセミナーには、日本キューバ経済懇話会の山岸専務理事、国際協力機構の秋山中米カリブ部長もご出席されました。

駐日パラグアイ共和国大使閣下ご夫妻 送別夕食会に出席


JAPOLACのリッテル・ディアス代表理事とディアス夫人は、南青山インプラント歯科院長の佐藤明寿先生ご主催による、ラウル・フロレンティン駐日パラグアイ共和国大使閣下ご夫妻の送別夕食会にお招きいただき、出席しました。

フロレンティン大使ご夫妻は、在任中、日本におけるパラグアイ文化の普及に大きくご尽力されました。
ディアス博士はフロレンティン大使に、2020年の日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)設立以来続いたご支援に対し、感謝の意を伝えました。

ワシントンD.C.での新しい任務において、大使、令夫人のさらなるご活躍とご成功を、協会理事一同、心よりお祈りしております。

アゼルバイジャン共和国 建国記念日レセプションに出席


リッテル・ディアスJAPOLAC代表理事はディアス夫人とともに、アゼルバイジャン共和国の建国記念日レセプションに出席しました。ディアス博士は、駐日アゼルバイジャン共和国ギュルセル・イスマイルザーデ特命全権大使に祝辞を述べるとともに、アゼルバイジャン国民の益々の繁栄を祈念しました。レセプションには、公明党の山口那津男代表をはじめ、各界からご来賓の皆様もご臨席され、ディアス博士はご出席の皆様とも交流を深めました。

パナマ大学医学部と千葉大学医学部との学術協力推進について


5月にパナマを訪問したJAPOLACのリッテル・ディアス代表理事は、パナマ大学医学部のオリス・カルボ学部長らと会談し、千葉大学医学部との学術協力の可能性について意見交換を行いました。

カルボ学部長は、千葉大学と様々な医療分野において学術協力を行うことに強い関心を示され、ディアス博士は千葉大学医学部の関係者を含め、両医学部間がどのような形で協力していけるか話し合いの場を設けることを約束しました。

JAPOLACの主な活動のひとつは、日本の大学とラテンアメリカ・カリブ海諸国の大学との学術協力を促進することです。このような取り組みを通じて、JAPOLACは学術協力を推進するだけでなく、知識の交流を促し、両地域に利益をもたらす研究提携を進めていく上で、非常に重要な役割を果たしていると言えます。

半導体について、パナマ工科大学教授と意見交換会を実施


5月、JAPOLACのリッテル・ディアス代表理事はパナマに赴き、半導体教育を専門とするパナマ工科大学の教授陣と会合を行いました。会合では、半導体製造業の活性化に向けた日本の戦略について意見交換するとともに、ディアス博士が3月に出席した、コスタリカで行われた半導体ロードマップの立ち上げの様子も紹介されました。

ディアス博士の報告によると、日本は、世界の半導体サプライチェーンにおいて中心的な役割を果たすため、半導体製造業を活性化させることを国家戦略と位置づけています。このため、日本は2021年から2023年にかけて約250億ドル(3兆9000億円)の財政補助金を割り当て、この支援により、台湾積体電路製造(TSMC)、Powerchip Semiconductor Manufacturing Corp.(PSMC、台湾)、サムスン(韓国)、マイクロン・テクノロジー(米国)、インテル(米国)、IBM(米国)、アプライド・マテリアルズ(米国)、ASML(オランダ)など、世界の半導体業界をリードする有名外資系企業が誘致されています。

コスタリカ半導体産業ロードマップの立ち上げは、インテル、コスタリカ、米国のパートナーシップによって取り組みが推進され、より強靭で安全かつ持続可能なグローバル半導体バリューチェーンの多様化と強化を目指すものです。このパートナーシップは、2022年米国CHIPS法によって創設された国際技術セキュリティ・イノベーション基金(ITSI基金)によって促進されています。現在コスタリカは、半導体のテスト、組立、パッケージングだけでなく、チップの設計にも進出しています。

ディアス博士は、パナマ工科大学と国家科学技術事務局の教育的リーダーシップの下、パナマには半導体産業を発展させる絶好のチャンスがあることを指摘しました。同国はコスタリカと同様、ラテンアメリカ・カリブ海地域における安定したサプライチェーンの一翼を担うべく、米国とパートナーシップを組んでいます。さらに、パナマはこのサプライチェーンを支える重要な国際物流センターを有し、コスタリカの半導体生産を補完していると言えるでしょう。

この点に関してディアス博士は、コスタリカがインテルのようなハイテク企業を誘致したのと同じように、パナマもグローバルな半導体企業に対応できるような教育カリキュラムに変革しなければならないことを強調しました。その教育モデルは、母国語であるスペイン語、国際的なコミュニケーション言語としての英語に加え、プログラミング言語を学ぶなど、人工知能や機械についての知識を取得できるようなカリキュラムを含んだものでなければなりません。

ディアス博士は、JAPOLACがパナマ工科大学に対し、半導体やその他の技術開発分野の研究開発に関連する日本の機関や企業との連携を確立できるよう支援していることを改めて強調すると同時に、半導体分野におけるパナマ工科大学の教授および学生の研修を実現すべく、すでに千葉大学工学部に働きかけを行っていると述べました。