コスタリカ、半導体産業ロードマップを発表


JAPOLACのリッテル・ディアス代表理事は、コスタリカのマヌエル・トバール貿易大臣のご招待により、コスタリカの半導体産業ロードマップの発表会に出席しました。このイベントは3月21日と22日にインターコンチネンタルホテルで開催され、コスタリカ共和国大統領ロドリゴ・チャベス閣下、米国商務長官ジーナ・ライモンド閣下、半導体産業協会会長ジョン・ネウファー氏など、特別ゲストが出席されました。

コスタリカは1990年代後半から、世界有数の半導体製造企業であるインテル社の進出や、コスタリカと米国とのパートナーシップ確立をきっかけに、より強靭で安全かつ持続可能なグローバル半導体バリューチェーンを多様化し、成長させる機会を模索するための産業変革プロセスに着手してきました。このパートナーシップは、米国の2022年CHIPS法によって創設された国際技術安全保障革新基金(ITSI基金)によって促進されました。

今日、コスタリカは、半導体のテスト、組立、パッケージングだけでなく、チップ設計や医療機器の製造、精密工業用工具の製造など、その他の軽工業の開発にも乗り出しています。

ロードマップの発表に先立ち、ディアス博士は、貿易大臣、労働大臣、教育大臣、半導体関連分野の人材育成に携わるコスタリカの主要大学が主導する複数のワーキング・セッションに参加しました。

ディアス博士は、インディアナ・トレホス貿易副大臣とコスタリカ貿易促進庁(PROCOMER)のローラ・ロペス最高経営責任者(CEO)にお会いし、コスタリカの産業変革プロセスにおける重要な節目となる今回のイベントへの招待に対し、感謝の意を伝えました。

さらに、ディアス博士はコヨル自由貿易地域の視察ツアーに参加しました。ここでは、コスタリカ工科大学(TEC)が訓練した400名を超える熟練の作業員が、半導体産業やハイテク企業向けの高精度工具の製造に関連する企業に勤務しています。現在、コスタリカには約500の有名企業が設立されています。

TECの副学長は、大学とのワーキング・セッションの中で、インテル社がコスタリカに進出したことが教育モデルの変化を促し、企業のニーズに適応したエンジニアリングを生み出し、それが他分野の企業にも再現されたと説明したことは非常に興味深いと言えます。まとめると、コスタリカの教育モデルは、国民に生きる為の知恵を与え、国の生産力に統合し、質の高い高賃金の雇用を実現する教育パラダイムを反映しているのです。コスタリカ大学の教授が私に言ったように、コスタリカは “バナナチップからマイクロチップへ “飛躍したのです。

2024年コスタリカ・バイヤーズ・トレード・ミッション(BTM2024) 2024年中米カリブ海オーディオビジュアル・マーケット(MAUCC2024)


在日コスタリカ共和国大使館は、来る9月10日~12日にコスタリカのサンホセで開催される2024年バイヤーズ・トレード・ミッション(BTM2024)の開催を発表しました。

BTM 2024は、コスタリカの戦略的かつ競争力の高い4つのセクター【 農業、食品産業、軽工業、サービス業】において、コスタリカの主要な輸出業者と交流するまたとない機会を提供しており、この地域随一の協議会です。

さらに、コスタリカは、2024年中米カリブ海オーディオビジュアル・マーケット(MAUCC 2024)への参加者募集を開始しました。このイベントは、国際的なプロダクション・サービス、オンデマンド・アウトソーシング、長編映画やフィクション・シリーズなどの魅力的なコンテンツを探求するプラットフォームを提供し、コスタリカにとって重要なオーディオビジュアル産業の多様なサービスを紹介します。

BTM 2024とMAUCC 2024は、世界各国のコスタリカ共和国大使館とコスタリカ政府の後援のもと、コスタリカ対外貿易促進庁(PROCOMER)が主催します。

詳細については、以下のリンク(http://www.btmcr.com/)をご覧いただくか、Eメール(japon@procomer.com)にてお問い合わせください。

サンティアゴ・チリ大学による千葉大学学生向け ショート・オンライン・プログラム(SOP)第1回開講式


3月12日、サンティアゴ・チリ大学は千葉大学と共同で、日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)がコーディネートする大学国際化プログラムの一環として、第1回短期オンラインプログラムの開講を宣言しました。

この3週間のオンラインプログラムは、千葉大学の学生を対象に、銅・リチウム・ヨウ素の生産や、ワイナリー産業、鮭などの漁業や林業分野の紹介など、チリの概要について学ぶことを目的としています。さらに、日本とチリの大学生の交流を目的とした文化交流の要素も含まれています。

オープニングセレモニーには、在チリ日本国大使館の八木翼参事官、チリ外務省アジア太平洋部二等書記官のアンジェラ・トバル氏、千葉大学教育学部副学長の小澤弘明教授、チリ・サンティアゴ大学地域貢献担当副学長のパトリシア・パラヴィチーニ教授など、両国からご来賓の皆様にご出席頂きました。

JAPOLACのリッテル・ディアス代表理事は歓迎の挨拶の中で、この短期オンラインプログラムの開催における両大学の協力に心から感謝の意を表しました。また、このオンラインプログラムを通じて、日本の学生の皆さんに、ラテンアメリカ・カリブ海地域(LAC)に対する理解を深めてもらいたいと述べ、この取り組みが千葉大学とチリ・サンティアゴ大学とのより緊密な学術協力の始まりであることを強調しました。

JAPOLACの短期オンラインプログラムは、日本の大学生にラテンアメリカ・カリブ海諸国に関する実践的な知識を提供し、同地域への留学や旅行を促すことを目的としています。さらに、これらのプログラムはすべて英語で行われ、国際的なコミュニケーションを促進すると同時に、日本とチリ両国の学生に、このデジタル時代に必要なグローバルな視野や必要なスキル、自信を身につけてもらうことを目標としています。

パラグアイ共和国 日本消防協会と商船三井を叙勲


3月11日、パラグアイ大使公邸において、商船三井の池田潤一郎取締役会長と日本消防協会の秋本敏文会長の叙勲式が行われ、JAPOLACからはリッテル・ディアス代表理事が出席しました。

式典はラウル・フロレンティン駐日パラグアイ共和国特命全権大使の司会で進行され、日本消防協会と商船三井によるパラグアイの消防設備強化への多大な貢献が認められ、ドン・ホセ・ファルコン国家勲章が授与されました。

また、式典には、日本を公式訪問中のパラグアイ外務大臣ルーベン・ラミレス・レスカーノ氏も出席されました。
日本消防協会はパラグアイの消防署に消防車両や救急車を寄贈しています。さらに、商船三井は、パラグアイ共和国との重要な商取引関係を考慮し、消防機材の海上輸送を支援しています。

商船三井の池田潤一郎会長とディアス博士は、ディアス博士が駐日パナマ大使在任中、パナマ船籍の船舶を多数保有する商船三井と良好な協力関係を築いていました。

これらの支援は、パラグアイの消防署が火災と闘い、緊急医療に対応し、国民の生活を守ることに大きく貢献していると言えるでしょう。

 

 

 

ジャマイカ輸出企業 歓迎レセプションに出席


JAPOLAC代表理事のリッテル・ディアス博士は、FOODEX JAPAN 2024へのジャマイカ企業の参加に際し、駐日ジャマイカ大使館が主催した歓迎レセプションに出席しました。

ショーナ=ケイ・リチャーズ駐日ジャマイカ特命全権大使はご挨拶の中で、ジャマイカ企業がFOODEX JAPANに参加するのは今回が2回目であることを紹介し、この重要な食品見本市へのジャマイカ企業の出展を支援してくださった関係各団体に感謝の意を述べられました。

このレセプションにはジャマイカ企業のほか、日本企業、国際協力機構(JICA)、経済産業省、ジャマイカ政府観光局などの代表者が出席されました。

リチャーズ大使はまた、ジャマイカの輸出業者に対し日本市場に関する重要なアドバイスを行い、FOODEX JAPAN 2024への参加の一助となったJAPOLACに感謝の意を表されました。