千葉大学でのワーキング・ミーティング


JAPOLACのリッテル・ディアス代表理事は、千葉大学で開催されたワーキング・ミーティングに参加し、ラテンアメリカ・カリブ海諸国の様々な大学と連携して実施されている学術プログラムについて意見交換が行われました。

ミーティングには、留学生課、園芸学部、工学部の代表者が参加されました。

JAPOLACと千葉大学は2021年より、千葉大学の学生向けにラテンアメリカ・カリブ海諸国を紹介することを目的とした短期オンライン・プログラムを開始しました。これらのプログラムは、ラテンアメリカ・カリブ海諸国の大学教授陣が英語でカリキュラムを行い、国際的な学術交流の場となっています。

現在までに千葉大学は、パナマ工科大学、ジャマイカ工科大学、サンティアゴ・デ・チリ大学と提携してこれらのオンライン・プログラムを成功裏に終えてきました。
また、JAPOLACは千葉大学と協力し、同地域における環境制御型農業の普及に努めています。

現在、JAPOLACと千葉大学は、半導体や免疫学など他の分野にも学術協力を拡大する機会を探るため、話し合いが行われています。

パトリシア・ヴリエグ パナマ・日本国交120周年祝賀コンサート


JAPOLAC代表理事のリッテル・ディアス博士は、パナマ・日本外交関係樹立120周年を記念したパトリシア・ヴリエグ氏のコンサートを鑑賞しました。このイベントは、在日パナマ共和国大使館と一般財団法人民主音楽協会が共催したものです。

コンサートは、カルロス・ペレ駐日パナマ共和国特命全権大使、都倉俊一文化庁長官、山口浩二民主音楽協会会長の挨拶で幕を開けました。コンサートには、外交団、各界著名人、一般のゲストの皆様もご来場になり、日本とパナマ両国の素晴らしい音楽を楽しみました。パトリシア・ヴリエグ氏は、パナマの著名な音楽教育者、演奏家、文化大使であり、歌手、ピアニスト、ギタリスト、作曲家、編曲家、音楽研究家として多方面にわたって才能を発揮しています。

東京、神戸、名古屋、浜松などの主要都市で行われたツアーでは、日本の歌への深い愛情で、日本中の聴衆を魅了しました。また、オークラホテル、ホテル雅叙園、文化センター、民音文化センターなど、一流の会場での公演も行っています。日本語が堪能で、多様な音楽スタイルをシームレスに融合させる彼女の才能は、著名な日本人アーティストとのコラボレーションにもつながっています。

パトリシア・ヴリエグ氏の音楽芸術は国境を越え、異文化間対話の場を創り出し、パナマの無形文化遺産に対する深い理解を育むとともに、多様な文化伝統に対する世界的な理解を広げています。

現在、日本で平和学の修士号を取得する為に勉学に勤しんでおり、文化理解と世界平和への貢献をさらに深めています。

 

コスタリカ共和国 第一副大統領の公式来日


リッテル・ディアスJAPOLAC代表理事は、エステファン・ブルネル・ネイビッグ・コスタリカ共和国第一副大統領の日本公式訪問に際して開催されたレセプションに出席しました。

第一副大統領は冒頭の挨拶で、日本からの招待に心から感謝の意を表され、二国間アジェンダの共有目標を推進する上で、今回の訪問が極めて重要な役割を果たすことを強調されました。日本政府からは柘植芳文外務副大臣がご臨席され、ブルネル副大統領の訪日に歓迎の意を表し、日本とコスタリカの深く永続的な関係を再確認するとともに、今回の訪問の意義を強調しました。

ディアス博士は、アレクサンダー・サラス駐日コスタリカ共和国特命全権大使に対し、レセプションへのご招待に深く感謝するとともに、副大統領の公式訪問の成功を祈念すると伝えました。

レセプションの中で、ディアス博士は第一副大統領をはじめ、アルノルド・アンドレ外務・宗教大臣、マヌエル・トバール貿易大臣、ラウラ・ロペス・コスタリカ対外貿易投資促進庁(PROCOMER)統括部長など、訪問団の代表者と挨拶を行いました。

翌日、ディアス博士は、コスタリカ貿易大臣とPROCOMERが主催する、日本の経済界を対象としたビジネス昼食会に出席しました。

また、今回の訪問では、日本の国際協力機構(JICA)、国際協力銀行(JBIC)、総務省との協力覚書への署名も行われました。さらに訪問団は、広島で毎年行われる平和記念式典に参加し、原爆の犠牲者に追悼の意を表されました。

 

エクアドル共和国 ナショナルデー


リッテル・ディアスJAPOLAC代表理事は、エクアドルの独立記念祝賀式典に出席しました。

レセプションは、セサル・モンターニョ駐日エクアドル共和国特命全権大使と柘植芳文外務副大臣による歓迎の挨拶で始まり、お二人は、様々な分野におけるエクアドルと日本の強固な関係性を強調されました。

イベントの中で、ディアス博士はモンターニョ大使に心からの挨拶と祝辞を述べるとともに、在日エクアドル大使館による広報活動をJAPOLACが支援する強い決意を改めて表明しました。

レセプションでは、エクアドルの伝統的な音楽やダンス、エクアドル産のチョコレートや高級帽子などが披露され、会場は大いに盛り上がりました。
この記念式典には、外交団、地方自治体、日系コミュニティなど、多くの著名人が出席されました。

JAPOLACの重要な目的のひとつは、JAPOLACの名誉会員である駐日エクアドル共和国大使館を含む、ラテンアメリカおよびカリブ海諸国の大使館の活動を支援することにあります。

 

天使の聖母200周年記念 ~コスタリカの守護聖母~


アレクサンダー・サラス駐日コスタリカ共和国特命全権大使のお招きにより、リッテル・ディアスJAPOLAC代表理事は、東京の駐日ローマ法王庁大使館の礼拝堂で行われた、コスタリカの守護聖母奉献200周年記念式典に参加しました。

この宗教儀式は、フランシスコ・エスカランテ・モリーナ駐日ローマ法王庁大使により執り行われ、信徒の間で親しまれている「ラ・ネグリータ」の聖母像に祝福が授けられました。

「ラ・ネグリータ」としても知られる天使の聖母は、1824年にコスタリカの守護聖母と位置づけられました。1635年8月2日、フアナ・ペレイラという少女がカルタゴ近郊で小さな聖母像を奇跡的に発見し、コスタリカに奉納されます。その聖母像は何度も場所を移されましたが、いつも元の場所に戻ってきたことから、人々は「そこに教会を建てなさい」という教えだと考えます。

この出来事の後、ラ・ネグリータへの信仰はコスタリカの人々の間で大きく広まりました。1824年、コスタリカの初代大統領フアン・モラ・フェルナンデスは、天使の聖母をコスタリカの守護神として公式に宣言し、コスタリカの宗教的・文化的アイデンティティにおける聖母の重要性をさらに確固たるものとしました。

このイベントには、川崎市溝の口と横浜市都筑のカトリック・コミュニティーのメンバーである日本人信者の皆様も参加され、共に祈りをささげ、天使の聖母を称える賛美歌を歌いました。

ディアス博士は、サラス大使のご招待に感謝の意を表するとともに、ローマ法王庁の新大使を歓迎し、駐日ローマ法王庁大使館の活動をJAPOLACが支援する強い決意をお伝えしました。