パナマ工科大学による千葉大学学生向け 第7回 短期オンライン・プログラムの閉講式を開催


9月24日、日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)のコーディネートのもと、パナマ工科大学が千葉大学の学生を対象に開催した第7回短期オンライン・プログラムの閉講式が行われました。JAPOLACはこの学術交流において重要な役割を果たし、異文化間の教育パートナーシップを促進する同協会の取り組みを象徴するプログラムとなりました。

JAPOLACのリッテル・ディアス代表理事は、献身的かつ忍耐強くプログラムに取り組んでくださった教授陣と学生たちに心からの祝福を贈りました。また、学生たちが英語での授業に挑戦し、パナマの豊かな歴史、象徴的な運河、物流分野、自然環境を熱心に探求したことを称えました。このプログラムを通じ、学生は国を超えた広い視野を持ち、異文化理解を深め、感謝の念を育むことが出来ました。

ディアス博士は、パナマ工科大学と千葉大学の学術協力が、環境制御型農業の分野にとどまらず、半導体や医療の分野にも拡大していると述べました。これらの重要な分野は、両大学の学術的実績を上げるだけでなく、共同の取り組みと革新的な研究を通じて、世界的な課題の解決にも貢献します。

同氏は、デジタル・プラットフォームの台頭と人工知能の統合によって、教育が急速に進化していることを強調しました。このような技術的進歩により、国際的な教育や協力の享受がより容易になり、費用対効果も向上しています。短期間のオンライン・プログラムは、デジタル教育がグローバルな学習、教育、協力に変革をもたらし、新たな機会への扉を開き、学習がより有意義で、実践的で、包括的な時代を迎えている現在の教育システムの代表的な例と言えます。

最後にディアス博士は、千葉大学とパナマ工科大学との継続的なパートナーシップに深い感謝の意を表しました。そして、両大学の国際化を支援し、異文化間教育のイニシアチブの発展を継続させるJAPOLACの取り組みを再確認しました。JAPOLACは、7回に亘るオンライン・プログラムにおいて、有意義な学術交流の促進に重要な役割を果たし、同協会が異文化教育パートナーシップの促進に尽力していることを強調しました。

中米5か国 独立203周年記念レセプション


リッテル・ディアスJAPOLAC代表理事は、グアテマラ共和国、エルサルバドル共和国、ホンジュラス共和国、ニカラグア共和国、コスタリカ共和国の各国代表団が主催する「中米5か国 独立203周年記念レセプション」に出席しました。

この式典は国際文化会館で行われ、政治家、ビジネスリーダー、各省庁の代表者、外交団メンバー、その他多くの著名人が出席されました。
中米各国を代表し、サンディ・ダビラ駐日ニカラグア共和国特命全権大使《中米統合機構(SICA)日本臨時代表》がご挨拶されました。日本政府からは柘植芳文外務大臣が主賓挨拶、穂坂泰外務大臣政務官が乾杯の音頭をとられました。

中米各国の代表団団長は、安全保障、貿易促進、投資誘致などの分野における中米地域の進展に触れながら、日本との協力関係、友好の絆をさらに強化していくことを再確認され、同時に、中米5カ国に対する、長きにわたる日本の協力に感謝の意を表明されました。

式典の中でディアス博士は、中米5カ国の代表団に対し、心からの祝辞を述べるとともに、両地域の結びつきをさらに強化するため、日本における中米5か国のプロモーション活動を支援するJAPOLACの役割を改めて強調しました。
 

千葉大学医学部とのワーキング・ミーティング


JAPOLACのリッテル・ディアス代表理事はこのほど、千葉大学医学部長および免疫学の教授陣とのワーキング・ミーティングに出席しました。このミーティングでは、千葉大学とパナマ大学の医学部間の、特に免疫学分野に焦点を当てた学術協力について話し合いが行われました。

学部長は、千葉大学とパナマ大学医学部との学術・研究交流の枠組み構築に強い関心を示され、この取り組みの一環として、両大学間の学生、教員、研究者の移動をスムーズにするための具体的な学術交流協定の起草に向けて取り組むことに合意されました。

また、免疫学にとどまらず、生理学や薬理学の分野での学術協力拡大が提案され、ディアス博士は、両大学の当該分野の専門家を紹介するオンラインミーティングを開催し、教授同士がそれぞれの研究プログラムについて話し合い、共同プロジェクトが可能な分野を模索できる機会を提供することを約束しました。

会議の後、ディアス博士は、2年前にリノベーションされ、最先端の技術を備えた千葉大学医学部の施設見学に同行しました。また、医学部に隣接する、4年前に建設されたばかりの最先端技術を有する大学病院も視察しました。これらの施設は、千葉大学が最先端の医療トレーニングと研究の推進に力を注いでいることを表していると言えます。

日本とラテンアメリカ・カリブ海諸国の大学間の学術交流の促進は、JAPOLACの掲げる重要な目的のひとつです。

 

パラグアイ・フェスティバル in 東京


9月15日、東京練馬区・光が丘公園で開催された「パラグアイ・フェスティバル」をリッテル・ディアスJAPOLAC代表理事が訪問しました。

ディアス博士はマリオ・トヨトシ駐日パラグアイ共和国大使に挨拶し、パラグアイの豊かな文化を日本の皆さんに紹介するというイベントの趣旨に賛同し、フェスティバルの成功に祝辞を述べました。

パラグアイ・フェスティバルでは、パラグアイの代表的な料理や飲み物、ニャンドゥティと呼ばれるパラグアイ生まれのレース編み、そのレースで製作された民族衣装の展示など、パラグアイの素晴らしい伝統文化の数々が参加者に紹介されました。

また、会場中央のステージでは音楽演奏も披露され、特にパラグアイの代表的な楽器であるアルパの演奏は素晴らしく、その美しい旋律は聴衆を魅了しました。

ディアス博士はこのイベントへの訪問を通して、日本とラテンアメリカ・カリブ海諸国との文化的結びつきを強化するというJAPOLACのコミットメントを改めて表明しました。

このパラグアイ・フェスティバルは、日本とパラグアイ両国の市民の皆さんの相互理解の促進や、友好の絆を築くうえで、多大な貢献を果たしています。

 

チリ共和国 独立記念日を祝う


JAPOLAC代表理事のリッテル・ディアス博士は、チリ共和国独立214周年記念式典に出席しました。

レセプションは、リカルド・G・ロハス駐日チリ共和国特命全権大使と穂坂泰外務大臣政務官による歓迎の挨拶で始まりました。お二人は、127年にわたるチリと日本の外交関係を通じて、両国間に深く永続的な絆が育まれてきたことを述べられました。

式典の中で、ディアス博士はロハス大使に心からの祝辞を伝え、在日チリ共和国大使館の日本でのプロモーション活動を支援することを再表明しました。

また、レセプションではチリの名産品の数々が紹介され、特に日本国内で高い評価と称賛を受け続けている極上のチリワインがずらりと並びました。

この記念式典には、外交団、地方自治体、その他各界の著名人が参列され、パーティーに華を添えられていました。

今年3月、JAPOLACは駐日チリ共和国大使館と協力し、チリのサンティアゴ大学と千葉大学とのオンライン・アカデミック・プログラムを成功裏に終えました。

当協会は今後も、在日ラテンアメリカ・カリブ海諸国の駐日大使館の活動を支援して参ります。

 

Celebration of Chile’s National Day