パナマ工科大学と千葉大学との環境制御型農業(CEA)分野における学術協力の成果
パナマ工科大学(PTU)は今年6月、水耕栽培と人工光を使い、屋内で野菜を栽培する新しい農業技術、環境制御型農業(CEA)に関するパナマ初の研究所を開設しました。
2015年、PTUと千葉大学はこの新しい農業技術について、パナマの学生や研究者を訓練するための学術交流協定を締結しました。この研究所は、両大学の学術協力がもたらした大きな成果と言えます。
その後、パナマ国立科学技術事務局の支援により研究所が開設され、LEDライトがレタスの成長、発育、栄養の質へどのような影響を与えるかの実験が開始されました。
研究所の様子はこちら https://www.youtube.com/watch?v=8HSBwQwOhb4 (スペイン語)
CEAは屋内で食料を生産する方法で、これにより、気候変動によって生じる厳しい気象条件から作物を守り、食料安全保障を向上させるための代替手段を提供しています。
JAPOLACは千葉大学と密接に連携し、この新しい農業技術をラテンアメリカ・カリブ海地域全土の大学に紹介しています。