9月 6, 2024

パナマ工科大学・千葉大学 第7回短期オンラインプログラム

Seventh Short Online Program Between Panama Technological University and Chiba University

日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)が行っている大学国際化プログラムの一環となる、パナマ工科大学と千葉大学との共同企画「第7回短期オンラインプログラム」が9月6日に開講しました。

この3週間のプログラムはすべて英語で行われ、日本の学生にとっては普段の授業とは異なるユニークな経験が得られる機会となっています。今回のプログラムでは、パナマの戦略的重要性をより深く理解してもらうため、実践的な知識を提供することに重点を置いています。

このプログラムの特徴は、パナマ運河の歴史的から管理方法、気候変動といった現代の課題まで、パナマ運河を深く探求することです。これにより、学生は世界貿易と物流におけるパナマ運河の重要な機能を包括的に理解し、相互の結びつきが強まる世界におけるパナマ運河の永続的な重要性を学ぶことができます。

さらに、世界的な物流ハブとしてのパナマの位置づけについても考察します。サプライチェーン・マネージメント、国際輸送、世界貿易の複雑なメカニズムに関する授業では、国境を越えた商品やサービスの流れ、それを促進するパナマの役割について、学生の皆さんに学んで頂きます。

その他、持続可能な森林管理を通して、差し迫った環境問題にも焦点を当てています。環境問題に対するパナマと中央アメリカの積極的な政策について学び、この地域が世界的な保護活動に大きく貢献していることを理解します。

このプログラムでは異文化交流を促進することを目標に、日本とパナマの学生間の交流を通じて相互理解を促し、グローバルな視野や必要なスキル、自信を身につけてもらえるようサポートしていきます。

JAPOLACの短期オンラインプログラムは、日本の学生にラテンアメリカとカリブ海諸国についての実践的な知識を提供するだけでなく、学習や旅行の機会を通じて、これらの地域についての理解を深めて頂けるようなカリキュラムとなっています。