5月 20, 2025

グアテマラ大使との実務会議

一般社団法人日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)の代表理事であるリッテル・ディアス博士は、駐日グアテマラ共和国特命全権大使マヌエル・ロルダン閣下とミーティングを行い、今月末に千葉大学にて予定されている同大使によるグアテマラに関する講演会について協議しました。

本講演は、JAPOLACが2025年に開始した「外交講演シリーズ」の一環として実施されるものです。このユニークな取り組みは、日本に駐在するラテンアメリカ・カリブ諸国の大使を日本の大学に招き、当該国の歴史、地理、文化、経済、社会、そして日本との現在の国際関係について、英語で講演が行われます。

本プログラムは、大学という学術的な場において学生と大使が直接交流することにより、同地域に対する理解を深め、異文化間対話を促進するとともに、将来的な学術・職業交流の可能性を広げることを目指しています。すべての講演は英語で実施され、学生が国際的なコミュニケーション能力を向上させつつ、外交の現場で活躍する高官からグローバルな課題について直接学べる貴重な機会となっています。

会議では、ロルダン大使とディアス博士が、講演のテーマや構成について意見を交換し、日本の若者にグアテマラの視点を伝えることの意義についても確認しました。ロルダン大使は、外交と教育を通じて知識と友情の架け橋を築くというJAPOLACの取り組みに対し、深い感謝の意を表されました。

JAPOLACは今後も、日本に駐在するラテンアメリカ・カリブ諸国の大使館の活動を積極的に支援し、同地域と日本との文化的、教育的、学術的なつながりを一層強化するための取り組みを推進してまいります。