サンティアゴ・チリ大学による千葉大学学生向け ショート・オンライン・プログラム(SOP)第1回開講式
3月12日、サンティアゴ・チリ大学は千葉大学と共同で、日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)がコーディネートする大学国際化プログラムの一環として、第1回短期オンラインプログラムの開講を宣言しました。
この3週間のオンラインプログラムは、千葉大学の学生を対象に、銅・リチウム・ヨウ素の生産や、ワイナリー産業、鮭などの漁業や林業分野の紹介など、チリの概要について学ぶことを目的としています。さらに、日本とチリの大学生の交流を目的とした文化交流の要素も含まれています。
オープニングセレモニーには、在チリ日本国大使館の八木翼参事官、チリ外務省アジア太平洋部二等書記官のアンジェラ・トバル氏、千葉大学教育学部副学長の小澤弘明教授、チリ・サンティアゴ大学地域貢献担当副学長のパトリシア・パラヴィチーニ教授など、両国からご来賓の皆様にご出席頂きました。
JAPOLACのリッテル・ディアス代表理事は歓迎の挨拶の中で、この短期オンラインプログラムの開催における両大学の協力に心から感謝の意を表しました。また、このオンラインプログラムを通じて、日本の学生の皆さんに、ラテンアメリカ・カリブ海地域(LAC)に対する理解を深めてもらいたいと述べ、この取り組みが千葉大学とチリ・サンティアゴ大学とのより緊密な学術協力の始まりであることを強調しました。
JAPOLACの短期オンラインプログラムは、日本の大学生にラテンアメリカ・カリブ海諸国に関する実践的な知識を提供し、同地域への留学や旅行を促すことを目的としています。さらに、これらのプログラムはすべて英語で行われ、国際的なコミュニケーションを促進すると同時に、日本とチリ両国の学生に、このデジタル時代に必要なグローバルな視野や必要なスキル、自信を身につけてもらうことを目標としています。