6月 20, 2025

JAPOLAC代表理事、パラグアイ大統領主催のレセプションに出席

2025年5月22日(木)、一般社団法人日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)のリッテル・ディアス代表理事は、パラグアイ共和国大統領サンティアゴ・ペニャ閣下が主催する「パラグアイ共和国、日本及び台湾の友好を祝うレセプション」に出席しました。レセプションは都内のホテルにて開催され、ペニャ大統領の公式訪日(2025年大阪・関西万博を含む)の一環として行われました。

ディアス代表理事は、今回の大統領訪問の成功とその成果を称え、駐日パラグアイ共和国特命全権大使マリオ・トヨトシ閣下に心からの祝意を表しました。

今回の訪日の大きな成果のひとつとして、日本とパラグアイの二国間関係が戦略的パートナーシップへと格上げされたことが挙げられます。これは、ラテンアメリカおよびカリブ地域における日本の外交政策において、パラグアイの重要性が高まっていることを明確に示すものであり、両国関係における歴史的な節目となります。そして今後、さまざまな分野での協力深化に道を開くものです。

このほか、日本・パラグアイ投資協定の原則合意がなされ、経済交流のさらなる促進が期待されているほか、パラグアイ国民に対する短期滞在ビザの免除が実現し、人と人とのつながりの強化や、ビジネスおよび学術分野における交流機会の拡大が見込まれています。

ペニャ大統領は、石破茂内閣総理大臣との首脳会談において、民主主義、法の支配、国際協調といった共通の価値観に対するパラグアイの確固たる姿勢を再確認しました。両首脳は、貿易、インフラ、宇宙技術、戦略的連結性などの分野での協力を強化することで一致し、特にパラグアイのバイオセアン回廊構想に注目が集まりました。この構想は、日本が提唱する「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」ビジョンとも連携するものです。

ペニャ大統領の訪日は、日本・パラグアイ関係の新たな章の幕開けを意味し、日本の外交・経済戦略において、ラテンアメリカ地域の重要性が一層高まっていることを象徴するものとなりました。