キューバの中小企業に焦点を当てたビジネスセミナー
国際協力機構(JICA)は東京で、キューバの中小企業に焦点を当てたセミナーを開催しました。ヒセラ・ガルシア駐日キューバ共和国特命全権大使は歓迎の挨拶の中で、JICAが日本におけるキューバの中小企業の認知度を高めてくれたことに感謝の意を述べられました。
セミナーでは、キューバの政府関係機関の代表者から、中小企業に関する新しい規制の枠組みについて説明が行われました。2001年8月に制定されたこれらの規制は、民間、公設民営、国有を対象としています。2023年11月現在、9,000以上の中小企業が認可を受けています。
本セミナーは、キューバにおける中小企業の成長を促進するための政策開発能力を強化することを目的とした、JICAの重要な招聘プログラムの一つです。
リッテル・ディアス博士は、キューバ大使館とJICAの代表者に対し、セミナーへのご招待に感謝の意を伝えました。また、当協会の目的の一つは、日本、ラテンアメリカ・カリブ海地域の中小企業間の連携を促進し、これらの地域間の経済的な結びつきを強化することであると伝えました。ディアス博士はまた、日本経済の70%以上を占める中小企業の重要性を強調し、雇用機会を創出し、経済発展を促す上で極めて重要な役割を担っていることを改めて確認しました。