天使の聖母200周年記念 ~コスタリカの守護聖母~
アレクサンダー・サラス駐日コスタリカ共和国特命全権大使のお招きにより、リッテル・ディアスJAPOLAC代表理事は、東京の駐日ローマ法王庁大使館の礼拝堂で行われた、コスタリカの守護聖母奉献200周年記念式典に参加しました。
この宗教儀式は、フランシスコ・エスカランテ・モリーナ駐日ローマ法王庁大使により執り行われ、信徒の間で親しまれている「ラ・ネグリータ」の聖母像に祝福が授けられました。
「ラ・ネグリータ」としても知られる天使の聖母は、1824年にコスタリカの守護聖母と位置づけられました。1635年8月2日、フアナ・ペレイラという少女がカルタゴ近郊で小さな聖母像を奇跡的に発見し、コスタリカに奉納されます。その聖母像は何度も場所を移されましたが、いつも元の場所に戻ってきたことから、人々は「そこに教会を建てなさい」という教えだと考えます。
この出来事の後、ラ・ネグリータへの信仰はコスタリカの人々の間で大きく広まりました。1824年、コスタリカの初代大統領フアン・モラ・フェルナンデスは、天使の聖母をコスタリカの守護神として公式に宣言し、コスタリカの宗教的・文化的アイデンティティにおける聖母の重要性をさらに確固たるものとしました。
このイベントには、川崎市溝の口と横浜市都筑のカトリック・コミュニティーのメンバーである日本人信者の皆様も参加され、共に祈りをささげ、天使の聖母を称える賛美歌を歌いました。
ディアス博士は、サラス大使のご招待に感謝の意を表するとともに、ローマ法王庁の新大使を歓迎し、駐日ローマ法王庁大使館の活動をJAPOLACが支援する強い決意をお伝えしました。