10月 11, 2024

パナマ工科大学による千葉大学学生向け 第7回 短期オンライン・プログラムの閉講式を開催

Closing Ceremony of the Seventh Short Online Program Delivered by Panama Technological University to Chiba University

9月24日、日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)のコーディネートのもと、パナマ工科大学が千葉大学の学生を対象に開催した第7回短期オンライン・プログラムの閉講式が行われました。JAPOLACはこの学術交流において重要な役割を果たし、異文化間の教育パートナーシップを促進する同協会の取り組みを象徴するプログラムとなりました。

JAPOLACのリッテル・ディアス代表理事は、献身的かつ忍耐強くプログラムに取り組んでくださった教授陣と学生たちに心からの祝福を贈りました。また、学生たちが英語での授業に挑戦し、パナマの豊かな歴史、象徴的な運河、物流分野、自然環境を熱心に探求したことを称えました。このプログラムを通じ、学生は国を超えた広い視野を持ち、異文化理解を深め、感謝の念を育むことが出来ました。

ディアス博士は、パナマ工科大学と千葉大学の学術協力が、環境制御型農業の分野にとどまらず、半導体や医療の分野にも拡大していると述べました。これらの重要な分野は、両大学の学術的実績を上げるだけでなく、共同の取り組みと革新的な研究を通じて、世界的な課題の解決にも貢献します。

同氏は、デジタル・プラットフォームの台頭と人工知能の統合によって、教育が急速に進化していることを強調しました。このような技術的進歩により、国際的な教育や協力の享受がより容易になり、費用対効果も向上しています。短期間のオンライン・プログラムは、デジタル教育がグローバルな学習、教育、協力に変革をもたらし、新たな機会への扉を開き、学習がより有意義で、実践的で、包括的な時代を迎えている現在の教育システムの代表的な例と言えます。

最後にディアス博士は、千葉大学とパナマ工科大学との継続的なパートナーシップに深い感謝の意を表しました。そして、両大学の国際化を支援し、異文化間教育のイニシアチブの発展を継続させるJAPOLACの取り組みを再確認しました。JAPOLACは、7回に亘るオンライン・プログラムにおいて、有意義な学術交流の促進に重要な役割を果たし、同協会が異文化教育パートナーシップの促進に尽力していることを強調しました。