4月 12, 2024

チリ・サンティアゴ大学による千葉大学学生向け 第1回短期オンラインプログラムの閉講式を開催

Closing Ceremony of the First Short Online Program Delivered by the University of Santiago, Chile to Chiba University Students

4月4日、ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)の支援のもと行われた、チリ・サンティアゴ大学による千葉大学の学生を対象とした初の短期オンラインプログラムの閉講式を行いました。

閉講式では、JAPOLACのリッテル・ディアス代表理事が、両大学の学生と教職員の皆様に向け、プログラムの成功への祝辞を述べました。また、鉱業、ワイン醸造、サケの養殖、林業など、チリの主要な産業分野を含むチリの概要について熱心に学んだ千葉大学の学生を称えました。ディアス博士は、異文化理解を深め、日本とチリの学生間の有意義な交流を促進する上で、このプログラムは非常に重要であると述べました。

さらにディアス博士は、教育現場でさらなるデジタル化が進んでいくことに言及し、その費用対効果の高さと、国際的な学術協力の拡大にプラスに働くことを強調しました。また、この短期オンラインプログラムは、千葉大学とサンティアゴ大学とのより深い学術協力への道を開くものであると述べました。

JAPOLACの短期オンラインプログラムは、日本の大学生に中南米カリブ海諸国に関する実践的な知識を提供し、同地域への留学や旅行を促すことを目的としています。また、英語による国際コミュニケーションの貴重な機会にもなっています。結果として、これらのプログラムは国際的な学術協力の好例となっているだけでなく、学生の教育経験をより豊かなものにしていると言えます。

閉会式には、駐日チリ共和国リカルド・ロハス特命全権大使、小澤弘明千葉大学副学長(教育・国際担当)、セサール・ロス・アジア研究核(ASN)所長(チリ・サンティアゴ大学高等研究所上級研究員)にもご出席いただきました。