パナマ工科大学による千葉大学生向け 第6回短期オンラインプログラムの閉講式を開催
3月2日、JAPOLAC主催で、パナマ工科大学が千葉大学の学生を対象に実施した第6回短期オンラインプログラムの閉講式が行われました。
閉講式では、JAPOLAC代表理事のリッテル・ディアス博士が、パナマ工科大学の事務局および教授陣、千葉大学の学生、教授、スタッフの皆様に向け、プログラムの成功への祝辞を述べました。また、母国語ではない英語での授業だったにもかかわらず、千葉大学の学生たちがパナマの歴史、運河、物流、自然について深く掘り下げ、国や言葉の枠を超えて視野を広げたことに賛辞を贈りました。パナマの文化、歴史、社会を肌で感じることは非常に豊かな経験となり、異文化への理解も一層深まったことと思います。
ディアス博士はまた、国内外を問わず、デジタル・ツールやデジタル・プロセスが教育現場でも活用され、大学、教授、学生が国際的なレベルで学術的な探求に取り組むための、より費用対効果の高い手段が提供されていることを強調しました。また、千葉大学とパナマ工科大学の永続的なパートナーシップを称え、2024年夏に予定されている第7回オンラインプログラムについて発表しました。
閉会式には、駐日パナマ共和国大使カルロス・ペレ閣下、パナマ外務省国際協力局次長アルモニア・チャン氏、千葉大学教育学部副学長小澤弘明教授、パナマ工科大学国際関係部長マベル・デル・シッド氏も出席されました。
この短期オンラインプログラムは、JAPOLACによってコーディネートされています。このコースは、日本とラテンアメリカ・カリブ海諸国での更なる教育の機会を提供することを主な目的とし、デジタル・プラットフォームを通じて、学生が実践的な知識を得られるような講義を各大学と協力して行っています。また、国際的に通用するコミュニケーションに触れる機会も提供しています。これらのプログラムは国際学術協力の素晴らしい一例であり、日本の学生に付加価値の高い教育を提供しています。