エクアドル美術展
一般社団法人日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)代表理事のリッテル・ディアス博士は、著名なエクアドル人芸術家ホセ・バスティダス氏の作品を紹介する美術展「エル・ススーロ・デル・コリブリ ― エクアドル、日本に花開く」The Whisper of the Hummingbird: Ecuador Blossoms in Japan)の開会式に出席しました。本展は、在日エクアドル共和国大使館の主催により、港区および在日エクアドル人協会の協力のもと開催されました。
本展は2025年10月6日から12日まで、東京都港区の高輪コミュニティセンター内ギャラリーにて開催されました。鮮やかな色彩と躍動感あふれる構図を特徴とし、ハチドリを主要なモチーフとして構成されたオリジナル絵画作品が展示されました。ラテンアメリカ文化において、ハチドリは生命、エネルギー、調和、そして精神的なつながりを象徴しており、本展では、エクアドルの文化的アイデンティティと日本の自然に対する繊細な感性を結ぶ詩的な架け橋として表現されています。
開会式ではセサル・モンターニョ駐日エクアドル共和国特命全権大使が、芸術は国家間の対話と友情を育む普遍的な言語であると強調されました。本展は、日本の来場者に対し、現代美術を通じてエクアドルの豊かな文化遺産に触れる貴重な機会を提供しました。
ディアス博士は、在日エクアドル共和国大使館のご招待に対し深い謝意を表するとともに、文化交流の発展に大きく貢献する本展覧会の成功に祝意を表しました。また、日本とエクアドル共和国の絆を一層強化するうえで、文化的交流の重要性を改めて強調しました。
JAPOLACは今後も、芸術を友情、相互理解、そして国際協力を促進する重要な手段として位置づけ、日本におけるラテンアメリカおよびカリブ地域の文化的多様性と創造性の普及に積極的に取り組んでまいります。
