JAPOLAC代表理事 国際ビジネスに関する講義およびワークショップを実施
宇都宮大学および大学コンソーシアムとちぎが主催する2025年インターナショナル・キャリアセミナーが、2025年9月20日、27日、28日の三日間にわたりオンラインで開催され、日本の大学生に加え、スリランカ、マレーシア、タイ、カンボジアの提携大学の学生が参加しました。
2025年度の本セミナーは、学生の国際的視野の拡大、専門的な能力の育成、グローバル社会でのキャリア形成に役立つ実践的知識を提供するという目的を掲げ実施されました。三日間のプログラムでは、全体講義、パネルディスカッション、グループワーク、最終プレゼンテーションが行われ、全て英語で実施されたことにより、参加学生が国際的なコミュニケーション能力を高める貴重な機会となりました。
リッテル・ディアス博士(JAPOLAC代表理事)は、「外国人輸出者への日本市場参入アドバイス」をテーマとするグループワークの講師兼ファシリテーターとして参加しました。
セミナーでは、ディアス博士が国際ビジネスに関する講義を行った後、以下の内容を中心としたインタラクティブなワークショップを実施しました。
- 日本の消費者行動
- 日本市場への参入に必要な主要要件
- 外国企業が留意すべき文化的・交渉上のポイント
- 日本企業が重視する品質・コミュニケーション・長期的関係構築に関する期待
- 新興国からの輸出事例に基づくケース分析
ワークショップには、宇都宮大学の学生に加え、ペラデニヤ大学(スリランカ)、マレーシアサラワク大学(Universiti Malaysia Sarawak)、プノンペン王立大学(Royal University of Phnom Penh)など提携校の学生も参加し、日本の競争激化市場への参入を目指す輸出者が直面する課題と可能性について議論を深めました。