9月 17, 2025

大阪・関西万博「キューバ ナショナルデー」に出席

在日キューバ共和国大使館のご招待により、一般社団法人日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)代表理事 リッテル・ディアス博士は、大阪・関西万博の「キューバ ナショナルデー」に出席しました。

ディアス博士は、2025年7月25日に万博会場内のナショナルデー・ホール「レイ・ガーデン」で行われた公式式典に出席しました。式典は、キューバ副首相 エドゥアルド・マルティネス・ディアス氏と、経済産業大臣政務官兼内閣府大臣政務官 加藤明良氏が共同で主宰し、日本政府を代表して加藤政務官が挨拶されました。

キューバ・パビリオンはキューバ商工会議所が運営し、ヒセラ・ガルシア大使がコミッショナー・ジェネラル(政府代表)を務めています。万博サブテーマ「いのちを救う」のもと、保健、科学・イノベーション、文化、連帯におけるキューバの貢献を紹介しつつ、日本およびアジア太平洋地域とのビジネス・投資機会をパビリオンにて発信しています。前日には、キューバ側主催によるビジネス・パネルが行われ、投資や連携の可能性についてディスカッションが行われました。

大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、各国・企業・市民が協働して暮らしをより良くする実践的な解決策を共創することを呼びかけています。サブテーマは「いのちを救う」「いのちに力を与える」「いのちをつなぐ」の三つで、万博は「人々の暮らしの実験場」として、医療・高齢化、クリーンエネルギー、デジタル基盤、防災などの分野で実証と社会実装を目指します。

また、JAPOLACは昨年、くら寿司(日本を代表する寿司チェーンの一つ)と連携し、中南米・カリブ諸国の在日各大使館で一連の試食イベントを成功裏に終えました。この取り組みにより、くら寿司の万博パビリオンでは、キューバの家庭料理「ロパ・ビエハ(牛肉の細切り煮込み)」を含む多彩で魅力的な中南米・カリブ地域の味が紹介されています。

ディアス代表理事は、ヒセラ・ガルシア大使のご厚意に深く感謝の意を表するとともに、日本におけるキューバ文化の発信・促進に引き続き取り組むJAPOLACの熱意を改めて表明しました。