アルゼンチン大使への表敬訪問

日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)代表理事のリッテル・ディアス博士は、駐日アルゼンチン共和国特命全権大使エドゥアルド・テンポネ閣下を表敬訪問しました。
会談では、ディアス博士よりJAPOLACの使命および現在の主な活動について説明があり、ラテンアメリカ・カリブ諸国と日本との間における、実践的かつ互恵的な交流の促進に向けた同協会の強い意志が強調されました。
特に、ディアス博士は、在日アルゼンチン共和国大使館との更なる連携への意欲を示し、2022年5月に開催された文化イベント「ラテンアメリカ・カリブ諸国 ~タパス・パーティー~」において、同大使館文化部との協力実績を紹介しました。このイベントでは、同地域各国の軽食が紹介され、アルゼンチンの代表的な料理であるチョリパンも提供されました。
また、アルゼンチン・タンゴのライブパフォーマンスに加え、18世紀のアルゼンチン・サンタフェの様子を描いたフロリアン・パウケ財団のイラスト展示も行われました。これらの作品には、モコビ族先住民の暮らしや動植物などが描かれており、イエズス会宣教師フロリアン・パウケによる貴重な文化的・歴史的遺産として高く評価されています。
ディアス博士は、テンポネ大使の外交活動へのサポートを改めて表明し、JAPOLACが同大使館の取り組みを支援するためのプラットフォームとして、また日本国内における政治・経済・社会・国際情勢に関する有益な情報を提供する役割を果たしていることを強調しました。
テンポネ大使は今回の訪問を歓迎され、JAPOLACの活動やその貢献について理解を深める貴重な機会となったことに感謝の意を表されました。また、アルゼンチンと日本の外交関係の重要性についての見解を述べられ、アルゼンチン・ブランドの認知向上を目的とした今後のイベント計画についても言及されました。
この訪問を通じて、JAPOLACは、日本に駐在するラテンアメリカ・カリブ諸国の大使館の活動を引き続き支援し、同地域の豊かな文化遺産と日本社会への貢献に対する理解や認識の向上に努めていく決意を新たにいたしました。
なお、今回の会合には、JAPOLAC理事のアジョイ・シンハ・ロイ氏およびフレディ・アルミホス氏が同行しました。