キューバ大使との実務会議

一般社団法人 日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)の代表理事であるリッテル・ディアス博士は、駐日キューバ共和国特命全権大使であるヒセラ・ガルシア閣下と実務会議を行い、来月千葉大学で予定されているキューバに関する講演会について協議しました。
この講義は、JAPOLACが2025年に開始した外交講演シリーズの一環として実施されるものです。このユニークな取り組みは、日本に駐在する中南米およびカリブ諸国(LAC)の各国大使を日本の大学に招き、英語で講義を行っていただくというものです。各講義では、当該国の歴史、地理、文化、経済、社会、そして日本との国際関係について説明が行われます。
このプログラムは、大学生と外交官が学術的な場で直接交流することにより、日本における中南米・カリブ地域に対する理解を深め、異文化間の対話を促進し、将来的な学術・専門的な交流を後押しすることを目的としています。講義はすべて英語で行われ、学生たちは国際的なコミュニケーション能力を向上させると同時に、外交の最前線に立つ外交官からグローバルな課題について学ぶことができます。
会議の中で、ガルシア大使とディアス博士は講義のテーマや構成、そしてキューバの視点を日本の若者に届ける意義について意見を交わしました。ガルシア大使は、外交と教育を通じて知識と友情の架け橋を築こうとするJAPOLACの取り組みに対し、深い感謝の意を表されました。
JAPOLACは、日本に駐在する中南米・カリブ諸国の大使館の活動を引き続き支援するとともに、文化、教育、学術の各分野において、同地域と日本のつながりを強化するための取り組みを今後も積極的に推進してまいります。