「BID for the Americas」セミナーへの参加
JAPOLAC代表理事のリッテル・ディアス博士は、米州開発銀行(以下、IDB)のイラン・ゴールドファイン総裁来日に合わせて開催された「BID for the Americas」セミナーに参加しました。
このセミナーの主な目的は、ラテンアメリカ・カリブ海諸国(LAC)においてIDBが提供している入札や投資について、日本企業に紹介することでした。
イベント中、ディアス博士はIDBアジア事務所の田中英治代表と会談を行いました。ディアス博士は、JAPOLACがIDBアジア事務所と協力し、中南米カリブ地域における日本企業の存在感を高めていきたい旨を伝えました。
ディアス博士と田中代表は、ディアス博士が駐日パナマ大使、田中代表が外務省協力局長だった2015年に協働し、パナマ地下鉄3号線への融資と建設を実現するための協力覚書の交渉に尽力しました。3号線は、パナマシティのダウンタウンとパナマ西部地域を結ぶ全長24.5キロの日本製モノレールです。現在建設中で、2026年末の運行開始を予定しています。
この3号線プロジェクトは日本とパナマとの画期的な協力モデルであり、ラテンアメリカ・カリブ海地域全体の将来の交通インフラプロジェクトの模範となっていくでしょう。