千葉大学、パナマ工科大学 短期オンラインプログラム閉講式
2021年9月28日、千葉大学とパナマ工科大学との間で行われた『第1回短期オンラインプログラム』の閉講式が行われました。
この短期オンラインプログラムは、一般社団法人日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)の「大学国際化プログラム」の一環で、日本の大学生にラテンアメリカ・カリブ諸国(LAC)の実用的かつ特徴的な知識を紹介し、同地域への訪問や留学を促すことを目的としています。
今回の夏季短期オンラインプログラムは3週間にわたって行われ、「パナマとパナマ運河の歴史」「物流拠点としてのパナマ」「スペイン語基礎」「中米熱帯地域の森林工学」などのコースが開催されました。
オンラインプログラムでは、パナマに関する実用的な知識を学ぶだけでなく、「スペイン語基礎」の講座を除くすべてのコースが英語で行われ、参加した学生にとって国際的コミュニケーションスキルを実践する良い機会にもなりました。参加した日本人学生の一人は、「英語とスペイン語は似ていますが、スペイン語の音は日本語に近いと感じました」と感想を述べてくれました。
閉講式には、パナマ工科大学のヘクター・モンテマヨール学長、千葉大学の渡邉誠理事(教育・国際)、カルロス・ペレ駐日パナマ共和国特命全権大使、大脇崇駐パナマ日本国特命全権大使、パナマ外務省国際協力局のイッツァ・ブローチェ局長代理が出席されました。
当協会代表理事のリッテル・ディアス博士は、千葉大学とパナマ工科大学に対し、「大学国際化プログラム」への参加に感謝の意を表すとともに、この様な機会は日本と中南米諸国の学生同士の交流を促進し、互いの理解を深めるきっかけになると信じていると述べました。
JAPOLACは、日本と中南米諸国との間の実践的な教育交流を促進するとともに、大学と社会の連携を強め、変化する労働市場に学生が適応できるよう、そのサポートを行うことを目的としています。