6月 27, 2025

2025年大阪・関西万博 開催 チリ海軍練習艦エスメラルダ号の大阪寄港

2025年6月15日、一般社団法人日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)の代表理事であるリッテル・ディアス博士は、現在大阪港に寄港中のチリ共和国海軍練習帆船「エスメラルダ」号の艦上で開催されたレセプションに出席いたしました。同艦は、2025年大阪・関西万博におけるチリ共和国の参加を支援する外交航海の一環として日本を訪れています。

本レセプションは、駐日チリ共和国大使リカルド・ロハス閣下およびエスメラルダ号の艦長アンドレス・ガジェゴス氏の共催により開催され、お二人から歓迎の挨拶が述べられました。その中で、エスメラルダ号が「航海する大使館」として果たしている、国家間の友好と相互理解の促進における歴史的かつ象徴的な役割について強調されました。

また、本イベントには高円宮妃久子殿下がご臨席され、チリと日本の二国間関係の重要性および2025年万博を通じた文化外交の意義を一層際立たせるものとなりました。

ディアス博士はロハス大使に対し、ご招待への謝意を表するとともに、万博開催地であり日本第3の都市でもある大阪に同艦が寄港するというチリのイニシアティブを賞賛しました。また、エスメラルダ号の訪問のような取り組みが、文化交流や人的交流を通じて二国間関係の強化および相互理解の深化に寄与するものであると伝えました。

豊かな海洋外交の伝統を誇るエスメラルダ号が、約30年ぶりに大阪へ寄港したことは、チリの国際友好と協力への揺るぎない姿勢を改めて示すものであり、2025年大阪・関西万博という国際的な舞台において、その意義が一層際立つものとなりました。