6月 27, 2025

第1回エクアドル文化フェスティバル 開催 「四つの世界の国:アンデスのリズム」

2025年6月7日、一般社団法人日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)は、在日エクアドル人協会(SEKIDO)および在日エクアドル共和国大使館のご協力のもと、「四つの世界の国:アンデスのリズム」をテーマに、第1回エクアドル文化フェスティバルを東京ポートシティ竹芝にて開催いたしました。

本イベントは、アンデス山脈を有する国々の豊かな伝統、料理、音楽、舞踊、観光、特産品を紹介することを目的としたJAPOLACの新たな文化シリーズ「アンデスのリズム」の幕開けとなりました。

JAPOLAC代表理事リッテル・ディアス博士は開会の挨拶の中で、JAPOLACが情報、交流、ネットワーキングのプラットフォームとして、日本とラテンアメリカ・カリブ諸国との間で実践的な交流を促進する役割を担っていることを強調しました。JAPOLACは、教育、ビジネス振興、保健、農業、環境、技術といった人間開発の重要分野において、両地域間の連携を支援しつつ、文化的理解と友好の深化を図っています。

本フェスティバルには、アンデス諸国の駐日大使の皆様―セサル・モンターニョ駐日エクアドル共和国大使、エドゥアルド・テンポネ駐日アルゼンチン共和国大使、グスタボ・マカナキ駐日コロンビア共和国大使、リカルド・ロハス駐日チリ共和国大使、ロベルト・セミナリオ駐日ペルー共和国大使にご臨席いただきました。また、外務省中南米局長の野口泰大使にもご出席賜り、エクアドルの多様性を称えるとともに、両国関係のさらなる発展への期待を感じることが出来ました。

特別来賓としてご臨席されたモンターニョ大使は、JAPOLACおよびSEKIDOの卓越した企画力と行動力に対し、深い感謝の意を表されました。また、SEKIDO会長フレディ・アルミホス氏は、本フェスティバルの文化的・歴史的意義について協調されました。

イベントでは、アンデス、アマゾン、海岸、ガラパゴス諸島の4つの地理的地域を代表する料理、音楽、舞踊、観光、特産品を通じて、エクアドルの豊かな多様性が紹介されました。文化プログラムでは、エクアドルからの特別ゲストアーティストであるピアニストのホルヘ・マルロン氏、ソプラノ歌手のロレナ・フォレロ氏による素晴らしい演奏が披露され、また、アンデス音楽グループRaymisの力強い演奏や、沿岸部とアンデス地方の伝統的な舞踊が観客を魅了しました。150名以上の来場者が、エクアドル文化の真髄に触れ、堪能しました。

本フェスティバルの開催にあたり、前川製作所、三井食品、Multiflave、くら寿司、株式会社ハタダ. 、N25、群馬ミート、アートツアー、イズックス、Soko Natural Beauty、Go Galapagos、Alkimista Nakaizu Winery Hillsほか多くの企業・団体の皆様に温かいご支援を賜りましたことに、心より御礼申し上げます。特別ゲストとして、テレビ東京のバナナ社員「ナナナ」も登場し、来場者に笑顔を届けてくれました。

「アンデスのリズム」シリーズを通じて、JAPOLACは今後も日本とラテンアメリカ・カリブ地域との間に、友情と協力の架け橋を築いてまいります。