5月 16, 2025

国連大学でのボリビア副大統領講演会に出席

2025年4月24日、日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)のアジョイ・シンハ・ロイ専務理事は、東京の国連大学(UNU)で行われた、ボリビア多民族国副大統領 ダビド・チョケワンカ・セスペデス閣下の講演「均衡への回帰と“良く生きる”」に出席しました。

ロイ氏は、在日ボリビア多民族国大使館からのご招待を受け、JAPOLACを代表して本講演会に参加しました。この講演は、チョケワンカ副大統領による日本公式訪問の一環として実施されたもので、日本の政府高官との会談や、様々な外交・学術的な活動が含まれていました。

講演の中で副大統領は、「ビビール・ビエン(よく生きる)」というボリビアの先住民哲学を深く考察し、人類と母なる大地との調和を取り戻すための5つの重要な原則として、自然の法則への尊重、先住民の知識の再評価、補完性の促進、エコロジカルバランスの追求、そして共同体の幸福を中心とした地政学の構築を強調されました。

JAPOLACは、ラテンアメリカおよびカリブ地域の各国大使館と連携し様々な活動を行っています。その一環として、昨年、在日ボリビア多民族国大使館および日本有数の寿司チェーン「くら寿司」との協力のもと、ボリビアの伝統料理「ピカンテ・デ・ポジョ」の試食イベントを開催いたしました。現在、この料理は2025年大阪万博のくら寿司パビリオンにて提供されています。