千葉大学学生向け 2025 年ジャマイカ工科大学およびパナマ工科大学によるショート・オンライン・プログラム
一般社団法人日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)は、ジャマイカ工科大学(UTech, Ja.) およびパナマ工科大学(PTU)が千葉大学の学生を対象に実施した2025 年ショート・オンライン・プログラム(SOPs)を開催しました。両プログラムは英語による完全オンライン形式で実施され、ラテンアメリカ・カリブ地域に関する学術的・文化的理解を深めることを目的として開講されました。
ジャマイカ工科大学 ショート・オンライン・プログラム
2025 年ジャマイカ工科大学ショート・オンライン・プログラムは、2025 年 9 月 1 日に開講し、3 週間にわたり実施されました。今回の実施は、千葉大学向けに提供された第 3 回目のプログラムとなり、ジャマイカ工科大学と千葉大学との学術交流が継続されていることを示しています。
例年同様、本プログラムでは、ジャマイカの歴史、文化、エネルギー分野、環境課題、現代社会問題などを取り上げる学際的なカリキュラムが提供され、さらにジャマイカの学生との双方向の文化交流セッションも行われました。
パナマ工科大学 ショート・オンライン・プログラム
2025 年パナマ工科大学ショート・オンライン・プログラムは、2025 年 9 月 2 日に開講し、同じく 3 週間にわたり実施されました。本プログラムは、2021 年から継続して実施されており、今回は 第 8 回目の開催となります。
今回はパナマの国際的・戦略的重要性に焦点が当てられ、特に以下の分野を中心にカリキュラムが進行されました:
- パナマ運河:歴史、水管理、気候変動への適応
- 物流・海運ハブとしてのパナマの役割
- 中米地域における持続可能な開発と環境政策
- パナマの学生との交流セッションを通じた異文化理解の促進
2025 年の両プログラムは、JAPOLAC が掲げる日本の高等教育の国際化支援という使命を力強く後押しするものであり、千葉大学の学生に対し、カリブおよび中米地域の大学との直接的な交流機会を提供しました。また、学生の国際的視野の拡大および異文化コミュニケーション能力の向上に寄与する、実践的かつ双方向型の学習体験ができる機会となりました。
