エルサルバドル共和国大使館 日本・エルサルバドル外交関係樹立90周年を記念する文化展を開催

日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)の代表理事であるリッテル・ディアス博士は、東京都江東区の夢の島熱帯植物館で開催された文化イベント「エルサルバドル展:国樹と自然の不思議」に出席しました。本展示は、エルサルバドルと日本の外交関係樹立90周年を記念し、2025年4月22日から5月11日まで開催されました。
この展示会は、在日エルサルバドル共和国大使館のご協力により開催され、エルサルバドルの国樹「マキリシュアット(Maquilishuat)」を中心に紹介されました。この樹木は、繊細なピンクと白の花を咲かせ、日本の桜を彷彿とさせることから、両国の自然美を結ぶシンボルとされています。なお、夢の島熱帯植物館には、日本で唯一のマキリシュアットの個体が植えられており、両国間の特別なつながりを象徴しています。
本展示では、マキリシュアットの象徴的意義に加え、500種以上の鳥類、100種を超える樹木、多くの火山や海岸風景を通じて、エルサルバドルの多様性が紹介されました。
ディアス博士は、駐日エルサルバドル共和国特命全権大使ディエゴ・ダルトン閣下に対し、心より祝意を伝えました。本展示は、エルサルバドルの自然の美しさを称えるだけでなく、日本とエルサルバドルの永続的な友好と文化的絆を再確認する貴重な機会となりました。このような展示は、相互理解の促進、国家間の関係深化に対し、文化外交がいかに重要かを示す素晴らしい例となったと言えるでしょう。