エクアドル共和国大使館 主催 農業分野における人工知能に関する講演会
11月6日、一般社団法人日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)代表理事 リッテル・ディアス博士は、在日エクアドル共和国大使館の主催により大使公邸で開催された講演会「農業生産システムにおける人工知能:学術から産業へ」に出席しました。
本講演会には、外交関係者、学識者、企業幹部、研究者、専門家などが一堂に会し、エクアドルの現代農業における人工知能(AI)および精密農業技術の役割拡大について理解を深める貴重な機会となりました。
講演は、ラルビア社 CEO 兼社長であり、マチャラ工科大学(UTMACH)研究開発ディレクターを務める イバン・エドゥアルド・ラミレス・モラレス博士によって行われました。ラミレス・モラレス博士は、AIを基盤としたモデルや高度なデータ解析が農業生産プロセスにおいてどのように実践的に活用されているかについて具体的な事例を挙げ、学術研究と産業応用の連携を紹介されました。
モラレス博士は、農業研究、技術革新、ならびに国際的な科学協力への顕著な貢献が評価され、日本国際農林水産業研究センター(JIRCAS)より JIRCAS賞を授与されました。本表彰は、農業科学、技術移転、持続可能な開発の分野において、日本と中南米との協力関係を一層強化する重要性を示すものです。
ディアス博士は、講演会へのご招待に対し在日エクアドル共和国大使館に深い謝意を表するとともに、モラレス博士に対し、示唆に富んだ素晴らしい講演内容ならびに JIRCAS による国際的評価を受けたことに心より祝意を表しました。
