中米独立205周年


2026年9月11日、日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)代表理事のリッテル・ディアス博士は、都内で開催された中米独立205周年記念レセプションに出席しました。

同レセプションには、日本政府関係者、外交団、経済界など、各界を代表する方々が出席し、中米諸国の歴史的な独立を記念するとともに、日本と中米地域との長年にわたる友好関係を祝いました。

中米諸国を代表して、駐日コスタリカ共和国特命全権大使のスッシ・ヒメネス閣下が歓迎の挨拶を行いました。ヒメネス大使は、日本が90年以上にわたり中米にとって信頼できるパートナーであり続けてきたことを高く評価するとともに、中米地域として日本との関係をさらに深化させ、日本を戦略的パートナーとして位置づけていきたいとの意向を表明しました。また、日本が掲げる「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」構想への評価も示しました。

日本政府を代表して、茂木敏充外務大臣が中米独立205周年への祝意を述べられ、2025年に日本と中米諸国との外交関係樹立90周年を迎えたことに触れ、互いの文化と多様性を尊重しながら、長年にわたって築かれてきた友好関係を高く評価しました。

また、茂木外務大臣は、気候変動をはじめとする地球規模の課題への対応における日本と中米諸国との協力を強化するとともに、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向け、中米地域と連携していく日本の決意を表明しました。さらに、進化するFOIP構想の下で、中米諸国の自律性と強靱性(レジリエンス)を強化する取り組みを着実に進めていく旨を述べました。

日本政府からはこのほか、乾杯の発声を行った堀井巌外務副大臣、英利アルフィヤ外務大臣政務官も出席されました。

レセプションにおいてディアス博士は、コスタリカ、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラスの各駐日大使に対し、JAPOLACを代表して心からの祝意を伝えました。また、日本に駐在するラテンアメリカ・カリブ諸国の外交使節団の活動を支援するとともに、教育、文化、ビジネス分野におけるさまざまな取り組みを通じて、日本社会における同地域への理解を一層深め、両地域間の関係強化に貢献していくというJAPOLACの姿勢を改めて表明しました。

90年以上にわたる外交関係を通じて、日本と中米諸国は、経済・社会開発、防災、環境保護、教育、貿易、投資、人的交流など幅広い分野で協力関係を築いてきました。今回の独立記念式典では、中米諸国が共有する歴史を祝うだけでなく、日本と中米との揺るぎない友好関係と、今後さらに発展するパートナーシップを改めて確認する機会となりました。

ニカラグア、「Nicaragua Exports 2026」フォーラムを 10月15日・16日に開催


ニカラグア共和国政府は、2026年10月15日・16日の2日間、マナグアのオロフ・パルメ・コンベンションセンターにおいて、「世界へ届ける高品質な製品(Quality Products for the World)」をテーマに、第2回「Nicaragua Exports 2026(ニカラグア・エクスポーツ2026)」フォーラムを開催します。

本フォーラムは、ニカラグアの開発・産業・貿易省(MIFIC)、輸出・投資促進事務局(SPIEX)、および国家自由貿易区委員会(CNZF)により開催されます。

「Nicaragua Exports」は、ニカラグアからの輸出および投資機会の促進、ビジネスネットワークの強化、ならびに同国の競争力と経済・社会の発展に貢献する戦略的パートナーシップの構築を目的としたプラットフォームです。

本フォーラムは、企業、投資家、輸入業者、流通業者、その他の関係団体にとって、ニカラグアの輸出力について理解を深めるとともに、貿易、投資、ビジネス協力の可能性を探る機会となります。

駐日ニカラグア共和国大使館は、日本の企業・団体への本フォーラムの周知の一環として、日本ラテンアメリカ・カリブ振興協会(JAPOLAC)に本イベントに関する情報を提供しました。

本フォーラムへの参加を希望する企業、団体、その他の関係者は、「Nicaragua Exports 2026」公式ウェブサイトより参加登録が可能です。

参加登録サイト: https://nicaraguaexporta.mific.gob.ni/

開催概要
イベント名: 第2回「Nicaragua Exports 2026」
テーマ: 「世界へ届ける高品質な製品(Quality Products for the World)」
開催日: 2026年10月15日・16日
会場: オロフ・パルメ・コンベンションセンター(ニカラグア・マナグア)
主催: 開発・産業・貿易省(MIFIC)、輸出・投資促進事務局(SPIEX)、国家自由貿易区委員会(CNZF)

千葉大学とサンティアゴ・デ・チリ大学による第2回短期オンラインプログラム


千葉大学とサンティアゴ・デ・チリ大学(USACH)による「大学の国際化と文化交流のための第2回短期オンラインプログラム」の開講式が、2026年9月2日に行われました。

本プログラムは、千葉大学とサンティアゴ・デ・チリ大学高等研究所が共同で実施し、日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)は調整を担当しています。2024年に実施された第1回プログラムの成果を踏まえ、両大学間の学術交流をさらに発展させるものです。

開講式では、JAPOLAC代表理事のリッテル・ディアス博士が、両大学による本プログラムへの継続的な取り組みに感謝の意を表するとともに、日本とチリの学術交流のさらなる発展への期待を述べました。

9月2日から25日まで、千葉大学の学生は、チリの歴史、文化、政治、経済について学ぶとともに、鉱業、ワイン産業、サーモン産業、林業など、チリの主要産業に関する講義を受講します。また、日本とチリの学生による文化交流活動も行われ、学生同士の直接的なコミュニケーションを通じて、相互理解を深める機会が提供されます。

本プログラムは英語で実施され、学生がチリについて幅広い理解を深めるとともに、国際的なコミュニケーション能力を高める機会にもなっています。

この取り組みは、日本とラテンアメリカ・カリブ地域との学術・文化交流を促進するとともに、日本の学生が同地域における学習、研究、交流に一層関心を持つことを目的とするJAPOLACの活動の一環として、継続的に行われています。

「日本ー中南米・カリブ(LAC)地域ビジネスフォーラム2026」に出席


2026年8月24日、日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)のリッテル・ディアス代表理事は、東京の赤坂インターシティ・コンファレンスセンターで開催された「日本ー中南米・カリブ(LAC)地域ビジネスフォーラム2026」に出席しました。

本フォーラムは、日本の財務省と米州開発銀行グループ(IDBグループ)が、日本のIDBグループ加盟50周年を記念して共催したものです。日本および中南米・カリブ地域から政府関係者、企業経営者、投資家、金融機関、投資促進機関などが一堂に会し、貿易、投資および経済協力における新たな可能性について活発な議論が行われました。

開会式では、片山さつき財務大臣およびイラン・ゴールドファインIDBグループ総裁が挨拶を行いました。24か国から1,000人を超える参加者と400社以上の企業が登録し、日本と中南米・カリブ地域との経済関係強化に対する関心の高まりを示す機会となりました。

フォーラムでは、エネルギー安全保障と重要鉱物、防災・災害リスク管理、シルバーエコノミー、ベンチャーキャピタルとイノベーション、デジタルトランスフォーメーション、農業ビジネスと食料システム、貿易・投資の統合という7つの戦略分野を中心に議論が行われました。

フォーラムの主要な成果の一つとして、日本とIDBグループによる大規模な協力パッケージが発表されました。このパッケージでは、国際協力機構(JICA)との協力枠組みを通じて提供される日本側の資金が65億米ドルへ拡大されます。これにより、約75億米ドルの追加協調融資が動員され、中南米・カリブ地域における開発事業および民間部門のプロジェクトに対し、総額最大140億米ドルの資金供給が期待されています。

また、同パッケージには、3,000万米ドル規模の「日本レジリエンス・イニシアティブ(JRI)」の設立も含まれています。同イニシアティブは、重要鉱物、質の高いインフラ、農業、保健、防災・災害レジリエンス、シルバーエコノミーなどの重点分野におけるプロジェクトの形成および実施を、返済不要にて支援するものです。

このほか、日本貿易保険(NEXI)の融資保険を活用した新たなリスク移転の仕組み、IDBグループと国際協力銀行(JBIC)との協力関係の更新、さらには保健、長期介護、デジタルヘルス、強靱なインフラ、交通、住宅、上下水道などに関する新たな協力も含まれています。

フォーラム2日目は、ハイレベルな議論を具体的なビジネス機会へとつなげることに重点が置かれました。ビジネスマッチングでは、日本企業および投資家と、IDB加盟21か国の民間企業および投資促進機関との間で、約660件の個別面談が実施されました。これは、IDBグループが日本国内で実施したビジネスマッチングとして過去最大規模となりました。

また、官民連携、デジタル政府、ならびに「BID for the Americas」プログラムを通じたIDB融資プロジェクトの調達機会に関する実務的なセミナーも開催されました。これらのセッションでは、イノベーション、貿易、交通、エネルギーおよびインフラ分野におけるさまざまな機会が紹介されました。

フォーラムでは、IDBグループの新たな報告書『Building on Fifty Years of Japan-IDB Partnership: Unlocking Complementarities for Economic Growth』も発表されました。同報告書によると、日本と中南米・カリブ地域との貿易額は、1976年の約70億米ドルから2025年には650億米ドルへと拡大しています。また、世界的なサプライチェーンの変化や、エネルギー、重要鉱物、食料、強靱なインフラに対する国際需要の高まりを背景に、同地域の日本にとっての戦略的重要性が増していることも指摘されています。

ディアス代表理事は、IDBアジア事務所代表のタロウ・セリウ氏にフォーラムへのご招待の謝意を表すとともに、イベントを素晴らしい形で運営したIDBチームに祝意を伝えました。

また、長年にわたる日本と中南米・カリブ地域との関係を、貿易、投資および持続可能な開発における具体的な機会へと発展させる上で、本フォーラムは重要なプラットフォームであると評価しました。さらに、日本企業、特に中小企業と、同地域の信頼できるパートナーおよび実現可能性の高いプロジェクトを結びつけることの重要性を強調しました。

JAPOLACを代表し、ディアス代表理事は、日本と中南米・カリブ地域との実践的な協力を促進していくという同協会の決意を改めて表明しました。これには、中小企業のビジネス機会の創出、学術・組織間交流の促進、中南米・カリブ諸国の大使館および企業と日本側パートナーとのより強固な関係構築に向けた支援が含まれます。

エクアドル共和国独立217周年


2026年8月21日、日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)のリッテル・ディアス代表理事は、エクアドル共和国の独立217周年を記念するレセプションに出席しました。同レセプションは、駐日エクアドル共和国特命全権大使のセサル・モンターニョ閣下が主催しました。

祝賀会には、日本政府関係者、外交団、経済界、学術界およびエクアドルの友好関係者が一堂に会し、同国の独立を祝うとともに、エクアドルと日本間の友好関係を改めて確認しました。
モンターニョ大使は歓迎の挨拶において、エクアドルの独立が持つ歴史的意義に触れるとともに、ご出席の来賓の皆様を歓迎されました。

日本政府を代表して、大西洋平外務大臣政務官がモンターニョ大使の挨拶に続いて祝辞を述べられました。大西政務官は、日本とエクアドルを共通の価値と原則を共有する重要なパートナーであると述べられ、2025年のダニエル・ノボア大統領の訪日および2026年8月の茂木敏充外務大臣のエクアドル訪問を受け、両国関係を強化する機運が一層高まっていることを強調しました。

さらに、大西政務官は、日本・エクアドル経済・貿易委員会において、幅広い分野で両国の経済関係を深化させるための有意義な議論が行われることへの期待を表明しました。また、日本として両国のパートナーシップをさらに強化するために尽力していく意向を改めて示しました。

今回のレセプションは、2026年8月6日にエクアドルで開催された日本・エクアドル外相会談の直後に行われました。同会談では、両国間の経済連携協定(EPA)締結の可能性について協議が行われました。また両国は、経済・貿易委員会を通じて幅広い経済分野に関する協議を継続し、2026年末までにその結果を両国外相へ報告することで一致しました。

茂木外務大臣は同会談において、法の支配、開かれた安全な海上交通路、強靱なサプライチェーン、持続可能な開発および国際協力を推進する「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の日本の新たなビジョンについても説明しました。これに対し、エクアドルのロベルト・クーリ・ペサンテス外相は、同構想に対する同国の支持を表明されました。

太平洋に面するラテンアメリカの国として、エクアドルは南米とより広範なインド太平洋地域を結ぶ重要な架け橋となり得る立場にあります。エクアドルによるFOIPへの支持は、日本とエクアドルの関係が戦略的な側面においても拡大していることを示しています。

JAPOLACを代表しディアス代表理事は、エクアドル共和国独立217周年に際し、モンターニョ大使ならびにエクアドル政府および国民の皆様に心からの祝意を表しました。また、駐日エクアドル大使館の諸活動を引き続き支援するとともに、日本においてエクアドルの文化、経済およびビジネス機会に対する理解と関心を一層高めていくというJAPOLACの決意を改めて表明しました。